【リアル映画製作】これを人間構築方程式と名付けよう。
なんかすごいタイトルきたぞ!
毎度どうも!アリーです。
つい最近ね、友達に聞かれたんです。
「なぁなぁ、自分のこと、100点満点で何点やと思ってる?」
それに対するわたしの答えは、
「そんなのもちろん100点やん。明日は120点目指すで!っていうのを毎日繰り返してる」
となります。
常に100点なのは、そのまんまの自分を認めてるで~!という意味です。それプラス、自分はこんなもんちゃうでー!まだまだ伸びるでー!ってゆう想いを込めての120点狙い。
わたしの答えを聞いた友達は「まぁあんたはそうよな…。あたしは、自分の評価60点やねん」と、肩身狭そうに言うわけです。
これは、とってもわかりやすい「自信ないから自信持たせてくれ!アピール」です。
そんなことされたら、「かわいいやつめ。どれどれ、わたしが自信持たせてやろうじゃァないの」と思うのが人間の性ってものです。
実際、わたしからみた友達の評価は100点満点です。そうじゃなきゃ友達になってないし。笑
なんでわたしからみたら100点なのに、自分では60点にしちゃうんだろう…??
人によって、あるものに対する評価が違う…これって、なんかあったよね…??
そう、映画ですね!!!
なのでまず、100点満点制度から、星5つ満点制度で考えてみることにしました。
これ読んでるあなたも、自分が映画になったつもりで読んでくださいね~!
え?わかりにくい?
では、自分の中で役割分担してもらいましょう。
直感・思考…監督&脚本
言葉…プロデューサー
身体・行動…主演俳優
周りの環境…舞台
周りの人々…助演俳優&エキストラ
お天道様…カメラマン
で、できあがった映画が、あなた自身です。
さて、あるとき突然、とある舞台と主演俳優で映画をとることになった映画監督&プロデューサー。
まずは何から始めましょう??
女優の機嫌を取る?
資金繰りに奔走する?
まずはやっぱり、「どんな映画にしようか?」ってその映画の軸を考えるのが最初かと思います。
宮崎作品で言うと、駿監督がどんな映画作るか決めてないときに、鈴木プロデューサーがでしゃばることはしないし、キキが動き出すこともないですからね。
※みんなやったよね、ほうきに跨って、「うーーーーん!!」って。
監督は、伝えたいメッセージや思いを元に、自分の感性で「これはおもしろくなるぞ」と納得できるまで世界観やストーリーを練りに練って、脚本を作るわけです。
監督からストーリー原案を聞いて、これはイケる!と思ったプロデューサーは「おもしろそうでしょ?」って、応援してくれる人を集めに行きます。
主演俳優は、出来上がった脚本を読み込んで、監督の思い描いた世界観を理解して体現するために、自分なりの表現方法を模索していくわけですね。
というわけで、まずは監督の最初の大仕事。
「どんな映画が撮りたいか(どんな自分でいたいか)」を決めます。
理解しにくい文学的で繊細な映画を撮りたいのか、みんなが喜ぶ大衆的でド派手な映画が撮りたいのか。
そこから、主人公のキャラを決めていきます。もう主演俳優は決まっているので、その見た目や性質にも合ったキャラクターにするも良し、ギャップを狙った設定にするも良し、です。
ジョニデが、ジャック・スパロウにもウィリー・ウォンカにもなれるんですから、自由でいいと思います!
ハリポタのネビルなんか、いじめられっ子のチョイ役かと思ってたら、最後めっちゃかっこいいリーダーになっちゃいますしね!
ストーリーの大枠が決まったら、プロデューサーが資金提供を求めて、いろんな人を訪ねていきます。
その中では「おもしろそうじゃないか!!!」と言ってくれる人ばかりじゃなく、
「つまんないもの撮ろうとしてるね~」と言ってくる人も出てくるわけです。
そんなとき、プロデューサーが監督に向かって
「つまんなさそう、って言ってる人いたからストーリー変えようぜ」
とは言わないと思うんです。
それは、それまでに「おもしろそう!」と言ってくれた人たちをないがしろにしてます。
そして、監督の感性の素晴らしさを、最初に脚本を読んだときに「これはイケる」と思った自分自身を、信じていない証拠でもあります。
そんな人にプロデュースされる映画がかわいそうです。
もっと監督を信じて、「おもしろそう!」と言ってくれている人を信じて、映画が成功ためにプロデューサーができることに集中するべきです。
映画の成功=観客動員数1000万人なんだとしたら、ベストは1000万人に「来てね!」って伝えて全員来てくれることです。とってもラッキーです。
でも、たとえば1億人に「こんな映画あるよ、来てね!」ってアピールして1000万人きてくれたなら、それも同じ成功です。
9人の来なかった人のことより、1人の来てくれた人が満足してくれれば十分です。
ここまでがプロデューサーの仕事。
それは、監督(自分の感性・思考)を信じて、その作品(自分自身)を知ってもらうために奔走する(自分の言葉で伝える)ことです。
それから、映画を見てくれた人からの星の評価を上げるためには、監督の作品を体現する主演俳優の力が必要になります。
監督の思い描いた世界観を作り上げる(自分の信念・理想を実現する)ために、その世界の住人として物語を体現する(行動する)のが主演俳優の仕事です。
監督がどんなに素敵な世界観を作ろうと、主人公像を作ろうと、
それを表現する主演俳優が中途半端な演技をしたら、すべてが台無しです。
「恥ずかしい…」「わたしなんて…」とかウダウダ言ってる大根役者は卒業してください。
「今日は気分じゃない」「ギャラが安い」とかワガママばっかり言って、演技することから逃げないでください。
自信なさそうだったり、やる気なさそうにされると、やっぱり見てて面白くありません。
あ、そういうキャラ設定ならおっけーです!確かにいますよね、そういうキャラも!
そういうときも、自信満々に自信ないキャラを演じてほしいし、やる気満々でやる気ないキャラ演じてほしいと思います。
さて、ここまで読んで、大体の自分の世界観・ストーリーはできましたでしょうか??
自分の…ってなると難しいってひとは、役割ごとに設定してもいいのかな~と思ってます。
例えば
監督…自分が思う良い嫁について考える
プロデューサー…こんな嫁が素敵だよねって口にする
主演女優…良い嫁な行動を実際にしてる
みたいにですね。
これをいろんな役割に当てはめていくと、
良い嫁…賢者の石
良い母親…秘密の部屋
必殺仕事人…アズカバンの囚人
楽しい友人…炎のゴブレット
ゲーマー…不死鳥の騎士団
わたし…ハリーポッターシリーズ
という風に、わたしたちは、一つ一つの作品を完成させてるうちに、知らぬ間にシリーズになっていて、自分の世界観がしっかり出来上がってる、ということを狙っていくわけですね!
実は、この話を冒頭の自己評価60点の友達にLINEでしてたんですよ。
「なんかわかってきたで~!」
と楽しそうな彼女は、このやりとりをノートに保存。
そのタイトルが「人間構築方程式」だったわけです。
そのネーミングセンスに脱帽。
人類補完計画みたいでかっこいいよね。。わたしの中の中二が騒ぐw
というわけで、とんだ長さになってしまった。。。。
お付き合いいただいてありがとうございます、ほんとに。
そんなわけで、今日はどんな作品を作るんですか?監督!
さて今日も一日、主演はっていい映画撮っていきましょー!
では、またー!^^