【日常の疑問】aとthe、つけるつけないの違いをできるだけわかりやすくまとめてみた【英語の冠詞】
ども!アリーです。
今日も、分かってる人は無意識で使いこなしてる、そうじゃない人が知ったところで役に立つことは少ない、でもみんな密かに気になってた…こうやってまとめて欲しかった(?)であろう疑問をスッキリさせようじゃありませんか。
そう、英語の冠詞です。
※難しい話にしないようにがんばるから!この冠のようにりら~っくす!りら~~~っくす!
みなさん、中学校で英語を習ったとき、不思議じゃなかったですか?
「I play soccer.」なのに「I play the piano.」って。theをつけるつけないって、なんでスポーツにはつけなくて、楽器には付けるんだ???って。
英語をネイティブ並みに話せるあの子だって、もしかしたら【日本語の冠詞で言うと「ご飯はなんでご飯で、お飯じゃないの?」って聞かれても答えられない】みたいな感覚で使いこなしてるだけかも知れません。
こういうね、重箱の隅を楊枝でほじくるようなところが気になっちゃうのが人間ってものですよね。わかります。
さぁ、そんなわざわざ、調べるまでもないことを調べてまとめるのがこのブログですよ~!
まず、こちらの表をご覧ください。
冠詞
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不可算名詞 |
可算名詞
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固有名詞
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なし
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〇 …①
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△(複数形の場合※)
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〇 …②
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a(an)
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×
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〇 …③
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×
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the
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〇 …④
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〇 …⑤
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〇 …⑥
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※可算名詞の複数形は、a(an)+可算名詞の③と同じ扱い
この表にある①~⑥、【それぞれ意味合いが違います】。もっとサクッと表現するなら【抽象度が違う】と言えます。
抽象度が高い=当てはまる対象が多い(ぼやっとしてる)
抽象度が低い=当てはまる対象が少ない(ピンポイント)
「丸いもの」だと抽象度が高くて、「白と黒でできてる丸いもの」だとちょっと抽象度が下がります。
もーっと下げると、「今アリーが持ってるサッカーボール」になるわけですね。まぁ、持ってないんですけど。足つぼグリグリする用のショッキングピンクのゴルフボールしか持ってないんですけど。
さて、ではそれぞれについて説明していきます。
①なし+不可算名詞
「そういうものが存在している」という概念を表します。一番抽象度が高いです。
※My hobby is listening to music.(わたし、音楽ならなんでも聞くのが趣味なの。ってかんじする)
②なし+固有名詞
③a(an)+可算名詞
④the+不加算名詞
「あの、あれ」って特定されるもの。分かりやすい。
※the music(「特定の」ジャンル)
⑤the+可算名詞
さぁやってきました。これが、冠詞の理解を難しくしているといっても過言ではない。
実はこの「the+可算名詞」、2つの意味合いを持っています。
1つ目は、④「the+不可算名詞」と同じ「あの、あれ」って特定されるもの。これはおっけーですね!
2つ目は、ちょっと分かりにくいんですが、「そのもの」として扱うとき。
①の「なし+不可算名詞」みたいに【概念として捉える】感覚ですかね。
前述の「I play the piano.」で説明すると、「I play a piano.」って言っちゃうと「わたし、いくつかあるうちの1台を弾くよ!あとのピアノは弾かない」みたいな意味になっちゃう。だから「ピアノっていうもの」って意味にするために「the piano」にするわけです。
というわけで、可算名詞にtheがついている場合、【特定しているのか、漠然とさせているのかの判断が必要】なわけですね!
⑥the+固有名詞
「有名すぎてこれしかない」みたいなもの。
※the Earth(この地球)、the United States(アメリカ)
以上を踏まえると、基本的には
「不可算名詞は抽象度が高い」
「固有名詞は抽象度が低い」
「theがつくと抽象度が下がる(特定される)」
「ただし可算名詞は、theがつくと抽象度が上がる場合(漠然とする)場合がある」
ということが分かりました。