じんせいの攻略本(になりうるかもしれない)

やり込み要素いっぱいの「じんせい」というゲーム。その楽しみ方を伝えるブログ。「きっとなにかのやくにたつから…」

【PS4】今後のストーリーのネタバレなしで「FINAL FANTASY VII REMAKE(ファイナルファンタジー7リメイク/FF7R)」をオリジナルとFF15と比較してみる【RPG】

ども、アリーです。

 

大好きなマンガが終わってしまうのがイヤで、最終回(最終巻)を読むときに重い腰が上がらないタイプの人間いますよね。まぁじぶんのことなんですけど。

 

 

同じ気持ちをいま、「FINAL FANTASY VII REMAKE」で味わっています。まだ新羅ビルに向かってません。ミッドガルのスラム街をウロウロするこの時間が至福です。

 

 

 

もうやることもないのに、ただ終わらせるのが寂しくてクリアしたくない…

 

 

 

だって何年も待ったんだもん。味がしなくなるまで噛み続けたい。。。

これが終わったら次回作までまた何年待たなきゃいけないのか、分からないじゃない。

 

 

 

 そんな気持ちが渦巻いています。

 

 

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今回の記事は、そんな気持ちもそのままに「まだプレイしてる途中なんだけど思いの丈を語りたい」というだけの記事です。

 

キャラとかシステムについては触れますが、ストーリーの大筋に関わるようなネタバレは書きません!ご安心ください!

 

 

 

 

 

 

・オリジナルプレイ済みだからストーリーは知ってる…なのにワクワクが止まらない!

というわたしと同じ気持ちのあなたも、

 

・オリジナルやったし、ストーリーももうわかってるしリメイクいらんわ

・オリジナルやってないけど、なんかリメイク喜んでるやつ多すぎない?

FF15のシナリオひどかったらしいし、もう最近のFFは興味ないね

なんておもっちゃってるあなたも!

 

 

 

 

この記事で

 

「わかる~!!共感しかない」

「えっ?そうなん?ちょい確認してみよ」

 

などなどさらにFFの世界を楽しむきっかけになれたらうれしいぞ、っと。

 

 

 

 

 

オリジナル版との比較

グラフィック、キャラクター、ストーリー、バトルシステムについて、

 

・オリジナル版を知っているからこその感動と驚きと戸惑い

・リンクしている部分、差異のある部分

 

などなど語りたいことが止まりませんね。

 

 

なんといっても進化しまくりのグラフィック

セブンスヘブンも、教会も、エアリスの家も…

 

「記憶のまま!リアルさが極限まで高められてる!!!」

「わたし…”あの”ミッドガルに立ってる…!!!!」

 

と、プレイ中、ずっと感動し通しです。

 

 

多分、あのカクカクポリゴンを見ながら、脳が勝手に美麗な風景を想像していて、その補完後の印象も込みで脳に記憶されてたんでしょう。

 

なので、このリメイク版をプレイしていると

「ちょ、、、わたしの脳みそ覗いたやろ!」

と驚くことになります。

 

 

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ビフォー

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アフター(わかりにくくてごめんなさい、良い画像がなかったので、ぜひご自分の目でお確かめください)(宣伝)


 

 

「自分の脳内にしかなかったはずの映像が、実際に目の前に広がっている」という衝撃。

 

(ちょっとだけ、映画「20世紀少年」を見たときの気持ちに似てるかも知れません。マンガやアニメの実写化って、「ちょっと違う」ってなりやすいけど、それがほとんどなかった奇跡の再現度だったので)

 

 

 

 

魔晄炉は、ギミックやルートが変更されているので、あんまり懐かしさはないかも知れません。というか、ダンジョンは新しく感じる構成にあえてしてくれてあるんですかね??

 

オリジナルの序盤でちょっと苦戦した「ボタン同時押し」ミッションは、レベルアップして別のタイミングで登場しています。

 

「いや今の合ってたよね!???」って判定の厳しさに毒づきながら、コントローラの電池切れまで疑ってしまうやつ。

 

 

 

もうひとつ感動したのが!町のマップです!!

 

オリジナルでは、街ってほんとに一部に触れるだけでしたが、リメイク版ではティファとクラウドが寝泊まりするアパートまで登場します!

 

元々は生活感ほんとにゼロだったので、アバランチメンバーのそこでの日々とか、地域の人たちとの関わりとかが見えてこなかったんですけど…

 

今回はサブクエストもちょこちょこあるので、めちゃくちゃ街をウロウロして、いろんな人の話を聞くことになります。いろいろ現状が知れてとっても楽しい!

 

 

 

しかし、街の生活を知れば知るほど「魔晄炉爆破するのはさすがにやばくない…??」というアバランチ分派(バレットの主張)に賛同しにくくなりますね…笑

 

ティファがバレットの作戦に乗り気じゃないの、めっちゃ気持ちわかる…っていうか、まじでバレット止めた方が良くない????と心配になります。ストーリーの先を知ってるから余計ね。。これが老婆心ってやつ?

 

 

 

 

肉付けされた感情表現

何度も言いますが、FF7はもともとカックカクのポリゴン。

 

クラウドの初登場のときなんて、ほとんどしゃべらないし、しゃべっても

「興味ないね」

で、関わろうとした人をズバッと一刀両断しているようにしか見えなかったですから、めっちゃクールな人間やん、と。そう思ってたんですね。

 

 

でも、PS4の美麗で繊細なグラフィックで生まれ変わったクラウドは…めっちゃくちゃ表情が豊かで、全然クールな印象はなくなりました。笑

 

こんなへの字眉毛の困り顔で「興味ないね」って言ってたんだ~へぇ~!

 

と新たな発見をしています。

 

 

確かにオリジナル版でも興味ないっていっても結局協力されられたりしてるんですが(そうしないと話進まないしね)、それにしても、リメイクのクラウドは、女性陣には尻に敷かれまくりです。

 

そのときの表情やセリフで、クラウドの人となりがとても伝わってくるようになってます。

 

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オリジナルのときのエアリスは、個人的なイメージではもう少し謎が多くて大人っぽい雰囲気で、ティファの方が親しみやすい感じかと思っていましたが、

 

アドベントチルドレン」(※FF7後のストーリーを描いた映像作品)や、「クライシスコア」(※FF7前のストーリーを描いたゲーム)ですでに表現されているように、

 

リメイクでは、エアリスの天真爛漫な部分、ティファの繊細な部分が色濃く表現されているような気がしますね~。

 

 

 

 

そして、一番衝撃だったというか、キャラ変した???と戸惑ったのが、バレット。

 

オリジナルでは無骨ながらも熱血でカッコイイ男…だと思ってたんですが、リメイク版ではちょっとポップになっているというか、テンション高くてミュージカルかと思うようなテンションで語りだすポップなキャラになっていました。

 

ワンピースでいうなら、ゾロの性格がウソップになっちゃった…くらいの変化です。(いやそれはさすがに言いすぎか)

 

 

 

 

 

 

女性陣との絡みが楽しい

 

 

序盤のジェシー、エアリス、ティファとの絡みを見てると、

 

「あれ?わたしギャルゲーしてるんやっけ???」

 

と思うほど、甘酸っぱいやり取りがあります。

 

 

ジェシー:肉食系美女。女優の卵なのに、とある事情で反新羅活動をしていて…?

 

エアリス:スラムで花を売る女性(ハレンチな比喩ではありません)。おおらかな性格と、いたずらっぽい言動にクラウドは翻弄されっぱなしで…?

 

ティファ:故郷が同じ幼馴染。久しぶりに会って、お互いの距離感が測りきれずにいる。困っているから助けたい、その気持ちは友達だから、それとも…?

 

 

み た い な 。

 

 

いや、ほんとに楽しいです。

 

 

ちなみにわたしはエアリスの見た目が好みですが、ティファも報われて欲しいな~という欲張り派。

 

 

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あと、完全に余談なんですが、FFシリーズの女子たちのしゃべり方で共通している、気になるところがありまして。それが

・助詞使わなすぎ

・体言止め使いすぎ

ってことなんですよね。

 

「よそ見、だめだから」

「名前、エアリス」

 

みたいなやつです。リノア(FF8)もユウナ(FF10)も多少この要素持ってる気がする。

 

シナリオの野島さんの好みなのかしら、なんて勘ぐってしまう。笑

 

 

 

 

 

 

新旧のキャラクターの登場

ちょこちょこ新キャラも追加されているし、キャラとのやり取りなどかなり追加されています。

 

 

ローシェ:バイクミニゲーム要員

チャドリー:マテリア要員

キリエ:情報屋要員

マダムマム:お色気イベント要員

アニヤン:女装イベント(ダンス)要員

レズリー:イケメン要員 

 

 

正直新キャラはお茶にごし程度な感じですね。(すでに完成されたストーリーに追加されたキャラが、がっつり本筋に関わってきたらそれはそれで驚きますし)

 

新キャラ、レズリーはカッコイイけど彼女持ちなんですよね~ざんねん!

 

 

キリエちゃん可愛いんですが、「偽情報広めてくれるなよ??」とざわざわします。本人は真実だと思ってるし(多分)、悪気ないし、でもそれで傷つくひともいるんだよ?って…昨今のSNSの事情を彷彿とさせますね。

 

 

 

 

ちなみにわたくし、一番好きなキャラはセフィロスなんですが、今回のリメイクの発売前

 

「今回はミッドガル脱出までやし、ほとんど出逢うことないよね~」

 

と諦めの境地でしたが、スクエアさんはそういうオタク女子の気持ちを大変よく汲み取ってくれていました。

 

 

オリジナルと比べて、

 

序盤からセフィロスの出現率高すぎ

 

です。

 

 

 

リメイクのクラウドくんは、オリジナルよりちょっと頻繁に起こる頭痛持ちなんですが、その頭痛のたびに逢いに(?)来てくれます。心配性かな?

 

 

確かに、姿を拝める(続編出る)のはいつになるんだろうか?と気の遠くなる感じではあったので、セフィロスファンのための当然の救済策と言えるかも知れません。

 

 

あと、セフィロスの出現とちょくちょくリンクする感じで、

「未知なる魔物」

「虚無なる魔物」

というオリジナルではいなかったお化け?が出てきます。

 

 

こういう謎要素があると、オリジナルをやったことあっても

「え、これどんな感じで関わってくるん??」

とワクワクできて良きですよね。

 

 

 

 

 

これが一番楽しみだった「女装イベント」

 正直このイベント削られてたら買うのやめようかと思うくらい楽しみにしてました。

 

なので、野村さんのインタビューで「女装イベントあります」と言質を得たときの喜びようったらなかったです。

 

 

これほどまでに女装イベントを楽しみにしていたのは、「ただただ最新のグラフィックで表現されるクラウドが見たかった」という好奇心はもちろん、

 

オリジナル版で、最高の女装グッズを揃えるために様々なミニゲームで奮闘した記憶が蘇ってきて、ゲーマー心をくすぐられたからなんですよね。

 

 

しかし、女装クラウドはトレーラーで解禁されてしまって拍子抜け…!

「がんばって自分でみることに意味があるんでしょうよ!?」と思いました。

(でも見れたのは嬉しかったけど~!でも~!)

 

まぁやり込み要素でいろいろグラフィック変わるらしいので良しとしましょう!

 

 

 

元々、オリジナルの女装グッズには

・カツラ

・ドレス

・パンツ

などがあり、それぞれのアイテムを手に入れるためにサブクエスト(ミニゲーム)に挑戦するという内容でした。

 

その達成度によってアイテムの色や品質が変わり、それがクラウドの女装の完成度に関わっていて、(多少ですが)その後のストーリー展開が変わるという仕様だったんですよね。

 

 

そういう「自分の行動で結果が変わる」ことこそ、映画などほかのメディアでは味わえないゲームの真骨頂ですよね~!!

 

 

 

今回のプレイでは普通にクラウド選ばれてしまったんですが、他のルートもあるんでしょうか…??(クリア後また調べてみます)

 

 

 

ストーリー展開はわかりませんが、条件によってエアリスとティファの衣装が変わるなど、グラフィックが良くなったからこそ、目で楽しませてくれるという形に進化しておりますので、六番街スラムを何度もやり直してしまいそうな予感…(最近のゲームはチャプターセレクトという便利な機能があるので楽ちんですね)

 

 

 

 

その他、オリジナルの蜂蜜の館の「大人の遊び場」的なポジションが、リメイク版では

「ショーの蜂蜜の館」

「マッサージの手もみ屋」

に分割されて、イベントの内容もリニューアルされています。

 

とくに、蜂蜜の館でダンス(音ゲー的要素)という新たな境地を見せてくれたのは楽しかったです!

 

 

オリジナルの蜂蜜の館は、まさに子供が入ってはいけない場所感があり、鍵穴から部屋をのぞいて妄想を掻き立てられるという、変態度高めのマニアックなイベントになっていましたが、今のグラフィックであれやったら完全にCERO Zですよねw

 

必要なリニューアルだったと思いますw

 

 

 

 

PS4になったことによって、グラフィックで楽しめたり、声優さんの演技が楽しめるようになってとっても最高の気分なのですが、

 

欲を言いますと、「選択(行動)によってストーリー展開に影響が出る」という要素がやっぱり大好物です。

 

 

 

 

FFシリーズに関しては基本的にストーリーが完成しきっているので、そういった要素を楽しめるのはちょっとしたミニイベントのみ。

 

 

そして、女装イベントの次に待っているその手のイベントといえば!!

 

 

親密度によって相手が変わる「デートイベント」ですよね!!

 

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難易度の高すぎたバレットとのデート

 

リメイク版ではどうなるんでしょう…??一応ゲーム中に選択肢はありましたから、次回作に好感度のデータ引継ぎとかもしちゃうんですよね。(キャラの成長や武器&マテリアもあるし、絶対あるよね??)

 

 

女装イベントでしっかり上げてくれたハードルを、きっとスクエニさんは下げることはしないと信頼しておりますよ^^

 

 

 

 

 

 

バトルシステム

さて、RPGで一番長い時間をかけると言っても過言でない戦闘。

 

 

一番大きな変化が、「武器が育てられるようになったこと」ですかね??

 

それぞれの武器ごとにポイントを振り分けて成長されられる

=気に入ったものをずっと使える

 

という素敵なシステムです。

 

 

しかし、割り振られるポイントが武器ごとに増えていくので、ちょっと気が付くと

武器の育成×武器の数×キャラの数

という、けっこうな作業量が発生します。

 

今は序盤なので武器も少ないしキャラも少ないからいいですけど、今後それぞれ増えてきたら…と思うと、ちょっと気が遠くなります。

 

 

武器ごとに

・物理攻撃が強くなる

・魔法攻撃が強くなる

・属性攻撃が強くなる

・マテリア装備しやすい

などなど特徴があるので、気に入った武器以外はスルーしてもいいかも知れません。

 

 

 

「適当にポイント割り振っちゃってたから、ちょっとやり直したい…」という場合や

「育ててみたけど使わない、そういう武器はまっさらな状態にしておきたい」という無駄なこだわりを発揮してしまうタイプの人のために、

 

割り振ってしまったポイントを戻して、もう一度割り振りし直せる機能があります。

 

 

チャドリーという新キャラに話しかけると、たった100ギルで対応してくれます。

 

 

 

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そこはかとなくFF13ホープくんを思い出す(サイズ感と髪色だけw)

 

あと、このチャドリーくんは、なんと「マテリアを開発する」という素晴らしい能力の持ち主でもあります。

 

モンスターと戦うときに、みやぶったりして情報を集めると、新しいマテリアを作ってくれます。しかも他のマテリア屋さんと比べるとかなり格安!

 

あとは、チャドリーくんが用意したVRのヘッドセットをつけて、チャドリーくんがプログラムした召喚獣と戦うことで、その召喚獣のマテリアを開発できます。

 

 

バトルについても書いてたんですが、かなり長くなってしまったので、別記事にまとめようと思います。。。

 

 

 

 

 

 

FF15と比較してみる

両方とも厨二病患者をうずうずさせますが、表現されるものは全く違います。

 

 

 

キャラの目指すところから違う

 

 FF15のキャラは「普通っぽくて、素が出てる」感じです。

とにかく身近に感じさせてくれる、友達みたいな距離感。

 

 

けれど、FF7のキャラは、「二次元っぽくて、謎が多い」という印象です。

よく分からないからこそ、もっと知りたくなる、アイドルみたいな距離感。

 

 

 

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FF15のキャラは、学校にいるあこがれの存在みたいに、近くにいて肉眼で観察できる感じですよね。カッコ良くないところとか、交友関係とかも見て取れるので、その人となりが伝わってきて、応援したくなります。

 

なんとなく人となりを想像している状態で「この人だったらこうするでしょ」とおもってたら全然違う行動して、「えっ!?どういうこと!??」って驚かされるときもあります。そういうとき「なんでそういうことになるん??」って問いただしたくなる(本心を理解したくなる)のも、近く感じるがゆえですね。

 

 

 

 

対してFF7のキャラは、ドラマの中の役者さんのように、とんでもなくカッコイイ&カワイイんだけど、すべてが完璧につくり込まれてる感じがします。

 

キャラが確立していてクールならクール、お調子者ならお調子者、それから外れた行動をしても「そういうギャップ!あるとおもってた~!」「意外でかわいい!」と軽く捉えられます。

 

 

 

 

 

シナリオはFF7に軍配

 

マップを歩いていたり、戦闘しているときの会話の量や内容で、「一緒に旅をしている」ような感覚が味わえるのはFF15です。

(とくに、ノクティス役の鈴木達央さんや、プロンプト役の柿原徹也さんの「素っぽい」演技には度肝を抜かれます)

 

でも、日常の雰囲気を演出しすぎて、シリアスなシーンが浮いてしまっていた感じがありました。

 

 

メインのストーリーの根幹に関わる部分が説明不足だったり、キャラクターの葛藤の掘り下げが甘かったりして、めちゃくちゃもったいない感じになってたんですよね。

 

 

(それでも、みんなのノリはそのままに、大事な話をするラストシーンの演出はすごくて鳥肌モノでした!)

(ダウンロードコンテンツや、アナザーエンディングなど、シナリオ補強も充実してきたので遊ぶならいま!)

 

 

 詳しくはこちら↓

lifeisagame.hatenablog.com

 

 

 

 

それが、FF7はマップ移動中の会話はそんなにないものの、

 

・ストーリーの根幹に関わる伏線の出し方

・キャラの想いやそれぞれの関係性を示す演出やイベント

 

などの、シナリオの練られっぷりが半端じゃないです。

 

 

もしかしたら、今回のリメイクで初めてFF7に触れる人には咀嚼しきれない情報量かも知れません。

 

オリジナルでストーリーを知っているからこそ読み解けるような、結構自然なセリフの中に、のちのち明らかになる謎が隠れてたりします。(エアリスが持ってるマテリアの話とかね)

 

 

なので、今回初見の人は、ぜったいクリアしてからもう一度やり直した方が良いです。噛めば噛むほど味が出る、スルメのようなシナリオになっています。

 

 

 

 

 

 マップはFF15が優勢

今回のFF7は正直オープンワールドというわけではないんですよね。

 

最近の大作オープンワールドRPGよりもかなり小ぶりなマップなので、苦労せず左手法の要領で制覇できるのが嬉しい。笑

 

 

FF15はその点しっかりオープンワールドなので、ウロウロしがいがあります。

 

 

FF7は、次回作以降でワールドマップに出てからどうなるかに注目ですね!

 

 

 

 

 クエストの質はFF7、量はFF15

正直FF7のクエストは数が少ないです。普通に全部網羅できちゃう。

 

でも、そのおかげか、モンスター討伐を延々とする作業ゲーになることもないし、結構きちんと街の人との関わりを感じられる良い塩梅になっていると思います。

 

 

FF15はクエストしてたらメインストーリー進められなくて、旅の仲間に「そろそろ○○(メインで行くべき場所の名前)行かなくていいのか?」と釘を刺されるほどでしたからね。。。でもそれが楽しかった。笑

 

 

 

 

結論:FF7Rは「良いゲーム」です

感動したり、驚いたり、憤ったりするってことは、その作品を味わえてる証拠ですよね。

 

作品に力がなければ、なんの感情も動かないし、それについて考えることもありません。

 

 

 

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例えばエアリスの天真爛漫な行動から見て取れる「人に好かれる性質」が眩しすぎるときがあります(羨ましすぎてイラっとするレベルで)。

 

つまりイラっとするほどエアリスに心動かされたわたしは、すでに彼女の、そして開発陣の術中にはまっているわけですね。

 

 

 

 

さらに、今回のリメイクでは、オリジナルよりも丁寧にエアリスの過去の回想」が入っているんですよね。彼女の明るいだけじゃない人としての深みにも触れられるんです。

 

 

それで「そんなことがあったんだね…」と幼きエアリスに寄り添うことで、ただわがままなだけじゃない彼女の本質に触れて、好感度が上がっちゃうんですよ。

 

 

そして

 

「嫌いなところも、その裏を知ると、好きになってしまう…」

「人の好き嫌いって、なんて移ろいやすいんだ…」

 

と感慨にふけることになったりして。

 

 

 

知ってるはずのストーリーなのに、ハードが変わって表現の力が増したことで、あのころよりも大きな衝撃と感動を与えてくれるのが楽しくってしょうがないです。

 

 

まだまだFF7のストーリーとしてはこれからですからね。この先も、この映像で、このクオリティで、紡がれていくのかと思うと…ほんと想像するだけで興奮しすぎて吐きそう。

 

ほんとうにありがとうスクエニさん…

 

続きを楽しみに、そろそろちゃんと1作目クリアしますね。。

 

 

 

ではでは、また~!