じんせいの攻略本(になりうるかもしれない)

やり込み要素いっぱいの「じんせい」というゲーム。その楽しみ方を伝えるブログ。「きっとなにかのやくにたつから…」

【高齢出産妊活】ゲーマー脳を活かして妊活すると前向きに行動できる(気がする)【体外受精】

どうも、アリーです!


前回の妊活ブログにて、残りの卵の数を調べる「AMH検査」を受けるという話をしていたのですが、

 

 

 ↓前回の妊活ブログ

lifeisagame.hatenablog.com

 

 

早速受けたところ、衝撃の結果が明らかに…!!

 

 

 

 

まずはAMHの結果報告

 値としては、「0.91」でした。へ~って感じですよね?

 

 

しかし、基準が分かると、この数値の意味が分かってきます。

(まさに、意味が分かると怖い話)

 

 

 

35歳なら、平均は「3」程度。

 

え?じゃあ「1未満」って…??

 

 

 

ここでこのグラフをご覧ください。

 

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かなり個人差が大きい値らしいのですが、一応基準になる平均値のグラフがこちら。



 

あ、もうお気づきになりました?

 

 

そう、わたしは

 

卵の残数、44歳以上レベル

 

という状況だったのです…!

 

 

 

先生は「人工授精で授からないわけではないけど、卵がこれからどれくらいのスピート減っていくのかがわからないし、体外受精をすすめる」と。

 

 

 

 

完全に体外受精イベント」のフラグが立ちました

 

 

 

そしてこのとき、ふと心の底で、

 「生殖機能の出来がよろしくないっていうのは生物としてどうなんだ…」

と自分で自分を責めてしまってたんですよね。

 

 

自家栽培の脳内自虐ワードに軽く打ちのめされつつも、心を落ち着かせて、俯瞰で物事を考えたい…

 

 

こんなときには、ゲームの主人公…ではなく!

 

ゲームのプレイヤーの視点で状況を見るのが一番!

 

 

 

 

すると、複雑に思えた目の前の状況が

 

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体外受精するために300000ギル払いますか?

▶払う

 絶対いやだ

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というシンプルな2択の選択肢に思えてきます。

 

 

 

もしこれがゲーム内の選択肢だったとしたら、「やってみる一択」じゃないです?

 

 

そのイベントあるの知ってた~!結構発生条件厳しかったよね?これは体験して実勢解除でしょ!

 

と捉えたら、少し気が楽になりません??

 

 

 

やれることあるんなら、さっさと話進めよ!続き気になるし!と気分を持ち直すことができるわけです。

 

 

 

 

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しかし、行動に移そうにも、現在通院中の病院は、体外受精の設備なし。5か月後の10月(この診断を受けたタイミングは5月)に体外受精の設備が整うということなんですが、

 

「待ってるだけやとこの数か月もったいないから、体外受精してる他の病院探してみても良いと思う。必要なデータとかは言ってくれたら全部渡すし」と言われ。

 

 

協力的なことはとてもありがたいんですが、「そんな、一刻を争う状態なんや…!?」とちょっと焦りました。笑

 

 

 

 

そして、体外受精の流れやかかる期間、費用や補助金についてさらっと説明があり、さて帰ろうというタイミングで、先生が「次会うときは、妊婦検診やって信じてるわ!」と言ってくれたんですね。

 

「妊活中は期待させすぎないように、先生たちはあえて事務的に接するのでは」という予想でいたので、正直意外でした。「え、ちょっとわたし調子に乗りやすいから~!そんな期待もたすなよぉ~このやろ~(ありがとう~)」という気持ちで病院を後にしました。

 

 

 

 

 

その後の行動!

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家に帰ってから、いそいそと体外受精ができる病院を探しました。

 

通える範囲(車で1時間以内)に体外受精に力をいれているところが3か所ほどあったので、そこのHPで雰囲気や料金などを比較しました。

 

 

 

先生が、「結構通院回数多くなるから、通いやすいところが一番」といっていたので、

3か所の中で1番遠いところを除外し、

 

 

費用がやっぱり気になるので、最大料金や、ケース別の料金形態など細かく載っているところに決めました。

 

 

 

決めたところは、体外受精の黎明期からやってきているということで、持っている経験則の多さにも惹かれましたね~。

 

 

もうひとつの方は、病院がオシャレで、設備も最新っぽく、分裂中の卵の様子をWi-Fi経由で見れる…なんていうハイテク好きの心をくすぐる要素はあったんですが、今回は敢えて「古き良き職人気質」な雰囲気の方を選んでみました。

 

 

そして、次の日に予約をとり、体外受精に向けて行動を進めました。

 

 

 

 

 

体外受精ってどんな感じ?

 

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体外受精の流れは

 

(生理開始~)

排卵止めつつ卵を増やす(ホルモン治療)

 

(排卵時期)

・採卵する

・卵と精子を授精させる

 

(数日間)

・受精卵を細胞分裂させる

・凍結して保存

 

(次の排卵時期)

・解凍する

体外受精する

 

※子宮の状態が良ければ(かなりホルモン的に無理させるので腫れたりしていることが多い)、採卵した数日後に凍結せずに体外受精するパターンも。

 

という形なので、1ターンで2ヶ月はかかります。

 

 

そのあと凍結した卵がある場合は

 

・解凍する

体外受精する

 

というステップだけで良いようなんですね。

 

 

しかし、AMHの値が低いわたしは「採卵できるは4個程度では?」と予想されていて(多い人は10~20個採れたりする)、

 

・授精するのは5~8割

・受精卵の細胞分裂が途中で止まることも多い

 

ということを考えると、1回の採卵で体外受精に使える卵は1つくらいしか残らないかもしれない…

 

という状況です。

 

 

 

 

6月現在で2回通院して

 

・通常期と生理中の血液検査

・生理中の診察時に排卵を止める注射

精子の1回目の提出(凍結用)

 

が終わっていて、

 

・プロラクチン(乳腺を刺激する=卵巣の機能を抑制する)の値を下げる内服薬(週1)

・女性ホルモンを追加する内服薬(2週間)

・卵を作らせるための点鼻薬(1日3回)

 

が処方されている状態です。

 

 

妊活については、だんなさんとちゃんと情報共有するようにしているんですが、この薬の服用タイミングと副作用(眠くなったりうつ症状が出たりする)の話をしたら

 

「薬漬けやんwww(訳:大丈夫か??)」

 

と心配してくれました。(わたしは10年間の修行により、旦那さんの心の声が聞こえるアビリティを習得しています)

 

 

 

 

このあとの流れとしては、「生理1日目に病院に電話し、生理2日目or3日目に診察の予約をする」というミッションもあります。猶予ほぼなしです。「あ!電話するの忘れてた~!」ってミスは許されないw

 

 

というわけで、薬の服用や予約のタイミングなどすべての予定をリマインダーにセット!(必殺技)

 

これで薬の飲み忘れはないぜ…!と一安心です。(生理1日目の予定については、生理が来るまで毎日通知がくるようにしました)

 

 

リマインダーの設定についてはこちら↓

lifeisagame.hatenablog.com

 

 

 

それぞれタイミングや期間が違っていて、結構条件が厳しいストーリー分岐型のゲームしてるみたいな気分になります。ちょっとわくわくしますね。

 

 

 

 

 

 

頭と心の分離を感じた瞬間

AMHの値が低く、体外受精を進められた、という話をだんなさんにしたときに

「お前の生活習慣が悪かったんちゃうんか」

という話になりました。

 

 

妊活中にお互いを責めるのは完全に禁止行為です。

「それを言っちゃ~おしまいよ…!」(by のび太くん)と衝撃を受けました。

 

 

(わたしの家系は基本的に夜行性&ショートスリーパー気味で、早寝早起き&しっかり量が必要なだんなさんの家族からすると相当トリッキーに見えているのは知っていたんですがね)

 

 

 

でもまぁ体に優しくない生活をしてきた自覚(多少の罪悪感)はあったわけで。

 

 

 

頭では、

 

「同じような生活習慣でも、自然に健康に妊娠&出産している人も全然いる」

「要は、運の問題じゃないか」

 

と分かっているし、

 

「お金はかかるけど、これから妊娠できる希望があって良かった」

体外受精っていう経験もなかなかできることじゃないし」

 

とも思えているし、

 

「だんなさんもわたしを責めたいわけじゃない」

「だんなさんとしても反省点を洗い出して気持ちを落ち着けたいんだろう」

 

ってことは想像できていました。

 

 

けど!

 

なんかすっごいショックなんですけど????

 

 

 

「わたしが自分でコントロールできないこと」で

「自分としても喜ばしくない状況」になっているときに

「落ち度を責められる」って

 

な、なんで????

とりあえず今はハグくらいしてくれよ~!!!!!

 

 

と地面で手足バタバタしたいくらいのジレンマを感じました。

 

 

 

そして気持ちを落ち着けようとして、逆にドライすぎる態度になってしまったりして、お互い心がすれ違ったまま1時間ほど経過してしまったんですが、

 

 

このままじゃいかん!と一念発起。伝家の宝刀「ゲーム脳戦法」を使いました!

 

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彼の冷たい言動…どうする?

▶①「はぁ?こっちだって言いたいことあるんですけどぉ~??」

 ②「それ、結構傷ついてしまいます…」

 ③「まぁまぁ落ち着けって、ほらホットミルク!」

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みたいに、伝え方を頭の中でシミュレーションして、一番好感度が上がりそうな(仲が修復できそうな)選択肢を選ぶという、「ときめきメモリアル」な脳内補完をするのです!

 

 

今回は②を選んで、仲直りすることができました。

 

 

 

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イメージ画像 ※ときメモじゃなくてすいません。

 

 

だんなさんはだんなさんで、わたしの「何にも分かってなさ過ぎて傷つくし、ちゃんと勉強してくれる?」という言葉で傷ついていたらしい。そうやった、わたしよりデリケートやったね、ごめんね、ってなりました。すぐ謝りました。

 

 

 

気持ちを素直に(感情的にならずに、むしろちょっとかわいこぶって)さらけ出すと、関係がシンプルに修復できて楽ちんだなーと思います。

 

 

 

 妊活って、センシティブなところも多いですが、そういう「難易度:ハードモード」をクリアしていければ、その分夫婦の信頼関係もレベルアップできて良いんじゃないか、と前向きに頑張って行きたい所存です。

 

 

また進捗報告します!

 

 

ではまた~!!