【おすすめ傑作選】ファザコン女子、集まれ!渋くてカッコイイ男たちが出ていてストーリーも面白い映画まとめました【イケオジ映画・前編】
どうも!アリーです。
ずいぶん前の話ですが、映画を見ていて、ふと「主人公よりもこの人を応援したくなっちゃう…!」というポジションがあることに気づきました。
それが、イケオジ。
理由は明白でした。わたくし、だんなさんにも認められるくらいのファザコンでございます。
そして周りを見渡すと、結構な確率でファザコン女子が。
そういえば、中高生の時分から「○○ちゃんのお父さんカッコいいよね?」なんて会話をよくしていたものです。
もちろん「おとうさんのパンツと一緒に洗わないで!!」なんてこともありませんでした。
そんなわたしが、イケオジ役が似合う俳優さんと、そのイケオジっぷりが光る、かつストーリーもちゃんと面白いオススメ映画(主役脇役問わず)を、ピックアップさせて頂きました~!!
各オススメ映画の画像の下には、予告編の動画URLも貼ってありますので、ぜひオジ活を潤わせるためにご活用ください^^
可愛げのある英国紳士「コリン・ファース」
生年月日:1960年9月10日(60歳)
正直に言います。「ラブ・アクチュアリー」を見たときも、「マンマ・ミーア」を見たときも、そんなに注目していなかったです。
あぁ、名前は知ってる。ちょっとトム・ハンクスに似てない?
くらいの印象でした。(今思えばぜんぜん似てない)
なのになぜ今は推してるのかって?まぁ聞いてくださいよ。
オススメ①2010年(50歳)「英国王のスピーチ」
「英国王のスピーチ」がアカデミー賞で大々的に取り上げられてたときに「そういえば昔からいるよね~」と、改めて認識しました。
英国王のスピーチを見ようとおもったのも、コリン自身よりも、前評判の良かったコリンの吃音の演技やストーリーが気になったからでした。
(そういえば、過去記事のおじいちゃん特集で取り上げたジェフリー・ラッシュさんが言語療法士ですよ!やったね!)
それまで、コリンいえば「無害な男」として登場してくるイメージしかなかったんですが(失礼)、今回の役は、繊細で内気で、かなり頑固だし、凹んだり声を荒げたり、忙しい。いろんな顔を見せてくれる王様の、真摯な姿が愛おしくてね…!
コリンの株、上がりました。今までスルーしててごめんなさい。
オススメ②2014年(54歳)~「キングスマン」シリーズ
映画『キングスマン』本編映像「スパイ組織”キングスマン”誕生の秘密」
「英国王のスピーチ」で、いい俳優だと認識を改めつつも、推しというほどは意識していなかったわたくし。「キングスマン」を見てコリンの魅力に悶えました。
「キングスマン」を知ったのは、わたしがライフワークともいえるオタク活動としてPixivを徘徊していたとき。
何かを検索して出逢ったのか、ただの”みんなの新着”だったのか忘れてしまいましたが、ふと、とても上手いイケオジなイラストが目に入ってきました。二次元は長髪イケメンがツボのわたしですが、なぜか惹かれてタップしてみると、「キングスマン」の二次創作(ハリー×エグジー)でした。
へぇ?スパイもの??って感じで映画自体に興味はあんまり湧かなかったんですが、ハリーが眼帯してるのが、ちょっと気になってしまって。
(「ONE PIECE」のサンジとか、「ハウルの動く城」のうざ前髪のときのハウルとか、「ゼノギアス」のバルト殿下とか…目が隠れてると、なんであんなに心をかき乱されるんだろう)
そしてとうとうTSUTAYAでレンタルしてしまったわたくし。1作目の時点では眼帯してないにも関わらず……見事にハマりました。
コリンが演じるハリーのカワカッコ良さがはじけています。スーツを着こなして、アクションするときの腰とか、色気が溢れ出てます。フェロモンの洪水が起こってるけど大丈夫??
(そしてここにもおじいちゃん特集で取り上げた人がいる!コリンの上司をマイケル・ケインさんが演じています)
安心してください、萌えだけじゃないんです。これ、ストーリーもちゃんと面白いんですよ。キャラでゴリ押しするのかと思ったら、ちゃんとしてる。
コナンくらい、「ん?今のセリフ(所作)なんだ?」という分かりやすい伏線と、それをもうこれでもかってくらいバシッ!!!と王道一直線で回収してくれる気持ちよさ。
かと思えば、「え?タランティーノ映画?」みたいな妙な抜け感というかハズシ?みたいな演出があったり。
そして、全編に漂う「英国オーラ」がヤバいです。ウィットがめっちゃ英国感あります。遠まわしでくどい表現とか好物すぎてよだれ出そうでした。
続編の「ゴールデン・サークル」はコメディ感がアップしている印象。舞台が英国からアメリカ(実際にはイタリアやカンボジアなどいろいろなのですが)に移っているので、前作ほどの英国感を味わえないのが、わたしには物足りなかったですかね。。。古き良きアメリカを堪能するには良いかもしれません。ハリーは隻眼になっててかっこいい&ブランクでミスしたりして可愛いので、それだけで見る価値はあると言えます。
堅物さとアンニュイさが絶妙!憧れの父親「リーアム・ニーソン」
生年月日:1952年6月7日(68歳)
わたしの中で、イケオジアクション俳優といえば、この人。というくらいの地位を確立しているリーアム・ニーソン。
オススメ①2008年(56歳)~「96時間」シリーズ
ジャケ買いならぬ、ジャケ借りでレンタルした「96時間」。(原題は「TAKEN」)リーアム・ニーソンの名前も知らず、96時間の前情報は何もない状態で見ました。なので、とくに期待もしてませんでした。
最初は娘を心配するあまりに自由を奪いがちな頭の固い父親っぷりを見せてくれるのですが、なんとその心配が的中。娘が誘拐されてしまいます。
そこからのパパの無双っぷりが半端じゃありません。元CIAの底力で、ガンガン攻めまくります。こんな風に守ってくれるパパがいたら、かっこよすぎて結婚できなかったと思います。世の中の多くのお父さんが、ここまでかっこ良くなくてよかったです。少子化がより進んでしまうところでした。
人気で続編も出ています。3部作です。まぁ、正直、2(96時間/リベンジ)はほぼ1とイコールだったかな?忘れちゃった、というくらい印象がなく、3(96時間/レクイエム)はしょっぱなの状況からして、えぇ~、、、って納得できない感じだったのですが、リーアムを見るためだけに見てもいいかもしれません。
なんと、テレビシリーズ(96時間 ザ・シリーズ)もやっているんですね。過去話なので、リーアムには会えません。ざんねん。
とりあえず、映画の1は見てください。わたしと一緒にファザコンをこじらせましょう。
オススメ③2017年(65歳)「ザ・シークレットマン」
96時間では「元CIAエージェント」を演じていたリーアムが、今度は「FBI副長官」を演じている、この「ザ・シークレットマン」。(よく「ヒーローなFBI VS. ヴィランなCIA」と言われていますが、本当のところはどうなんでしょうね?)
しかも、こちら、なんとあの有名な「ウォーターゲート事件」を基にしているというではありませんか!と言いつつ、この映画見るまでウォーターゲート事件というワードだけ知ってて、内容知らなかったんですけど。そういう勉強にもなるから良いですよね、ノンフィクション映画って。(見終わった後に、その詳しい背景や事実との相違を調べるのが楽しい)
実はこの映画の前日譚的な内容になっている映画が、スピルバーグ監督作品の「ペンタゴン・ペーパーズ」なんですよね。
そちらでは、ベトナム戦争についての調査結果をまとめた国防総省の機密文書である「ペンタゴン・ペーパーズ」を、ワシントン・ポストがすっぱ抜くまでの戦いが描かれています。そのラストが、なんと「ウォーターゲート事件」の発端になる出来事をチラ見せする形で終わっていて、ちょっと気になってたんですよ~!
「ウォーターゲート事件」とは、簡単にいうとニクソン大統領が、敵陣営の民主党本部に盗聴器を仕掛けていたりという裏工作をしていて、それをニューヨーク・タイムズがすっぱ抜き、国民の信頼をなくしたニクソン大統領が退陣するまでの流れを呼ぶようです。
ただ、このすっぱ抜きに関わる情報を提供していたのが、なんとFBIの副長官だった!という事実がつい最近(といっても10年以上前)(でも事件から30年以上経ってる)明かされたんですよね。
リーアムがそのFBI副長官を演じてるんですが…もうね、ほんとカッコイイ。
今回は96時間のようにド派手なアクションはありません。しかしめっちゃくちゃ大きな敵と戦ってるんですよ!銃撃戦&肉弾戦だけが戦いじゃないんだと教えてくれます。
自分が「正しい」と思った道を進むために手段を選ばない、単純に「いい人」ではない「正義の貫き方」を見せてくれます。個人的に、渋さは96時間のパパよりも上だと思ってます。
オススメ②2019年(67歳)「スノー・ロワイヤル」
Cold Pursuit (2019 Movie) Official Trailer – Liam Neeson, Laura Dern, Emmy Rossum
「96時間」を見てから、「リーアムが出てたらとりあえず見よう!」くらい好きになってしまったわたくし。
伝説的なスリラー(ホラー?)映画「エスター」の監督でもあるジャウム・コレット=セラとタッグを組んだ「アンノウン(2011)」や、「フライト・ゲーム(2014)」「ラン・オールナイト(2015)」「トレイン・ミッション(2018)」も、ばっちり見ました。
真相は!?報われる!?どうなの!?とハラハラドキドキできるスリラー風味もあり、どれもとっても面白いんですよね~!
やっぱりリーアムは、ともすればただの暴力、もしくは現実味がなくなって滑稽になりそうなアクションさえも、思いつめた表情としぐさでシリアスっぽくするのがすごいわ…!と自分の中の「リーアム像」を固めていました。
そんなときに、同じような「シリアスぶったアクション」を想像して見始めた、この「スノー・ロワイヤル」。あれ?なんだかいつもと違うような…?
いえ、リーアムはいたって真剣な演技のままなんですが、演出がちょっとコメディっぽくて、その食い違いが面白いというか。「え、これ、笑うとこで合ってるよね…??」というシュールさがたまりません。笑
ガキ使の「笑ってはいけない」で、「え、この人がこんなことを?」っていうのに似てるかもしれない…?
わたしとしては、この「受け止め方に迷う」のも個人個人で違う感覚を楽しめる要素の1つではないかと考えているのですが、日本版の予告編では、がっつり「シュールさ楽しんでねっ!」とゴリ押ししてくるので、「なんか、違う」と感じてしまいましてね…。
なので、この記事には英語Ver.の動画を添えさせていただいております。(本編見た後に特典映像の日本版の予告編を見てショックを受けたと同時に、先にこれ見てなくて良かったと安堵しました)
シュール系映画の”コメディ”か”グロ”かを数直線で表すなら
【コメディ】 キルビル > キングスマン > スノー・ロワイヤル > ホステル 【グロ】
って感じですかね~!
ただの堅物なだけじゃないリーアムに出会える作品なのでオススメです。
あらやだ、もうこんなに語っちゃったわ→次回へ続く
まだ語りたいイケオジはたくさんいますが、今回はここまでに。
次回は変幻自在イケオジと、労りの眼差しイケオジが登場します!
お楽しみに~!
では、また!
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