【高齢出産妊活】やっぱりこれ気になりますよね??体外受精のお金の話!そして風疹の話!(助成金も)(滋賀県大津市の実例あり)【体外受精の費用&助成金】
どうも~アリーです!
妊娠&出産して、楽しく子育てしてる友達が、笑顔で
「母体なんてただの入れ物よ」
と語ってくれたおかげで、体外受精2回目の移植から判定日までの宙ぶらりんな期間も、なんだか心穏やかに過ごせています。
着床するかどうか、育つかどうかは、この人(※受精卵さん)の人生=運命であって、それを他人が勝手に期待するの、よく考えたら変やん?とすら思えてきました。
え、なにこれ悟り…??(ブッダに謝れ)
あとですね、「生まれるときに母親を選んで生まれてくる説」をなんとなく信じてるので、わたしのところ選んで受精卵になってきてくれたことが有難いな~としみじみしてます。
さてさて、そんな哲学的にもなれる妊活ですが、今回は現実として、
「体外受精」ってどれくらいお金かかるの?数百万?
という素朴な疑問について、情報を集めてみようとおもいます!
- 前回までの流れはこちら↓
- 体外受精ってお高いんでしょ?
- まずは実際の1回の採卵の総額を計算!
- 移植1回ごとの費用も計算!
- 体外受精費用「ほんとうのTOTAL」は?
- 申請しなきゃ損!体外受精の助成金
- 風疹のこと
- さて、資本主義の脳みそもこれですっきり!
- 関連の過去記事はこちら↓
前回までの流れはこちら↓
体外受精ってお高いんでしょ?
やっぱり一番最初に「えぇ~体外受精ですか~」って思った一番の要因は金銭面。(次点で投薬による体の負担)
せずに済んだら、どれだけ旅行にいけるんや…!と思わずにはいられないですよね。(菅ちゃんに早く無料化してもらいたいところ)
ただ、人生は何事もトレード・オフ!
お金をかけることで、妊娠&出産&子育ての経験ができる可能性が上がるなら、やってみたい、と。そう思うからチャレンジするわけです。
体外受精さえできない状況の人だっているとおもうと、体外受精したらいけるはず!って可能性がある分、恵まれてるわけですし。おすし。
というわけで、実際に体外受精を始めるぞ!ってなったとき、元々通ってた病院で対応してもらえるならそのままそこに通うかと思いますが、そうでない場合は病院探しをしますよね。
そのとき、体外受精の費用をチェック&比較するとおもいます。実費ですから、病院ごとに違いますもんね。
いろいろ見ていたら、大体の相場は「採卵&移植1回で50万円」くらいのようだ、とわかってきました。病院によって多少差はあると思いますが、そこまで大幅に変わることはないかと。
ただ、わたしは小心者なので、「¥○○○~」と表記されていて最大料金がわからないところは、候補から外しましたよ…。
ただでさえ「まさか自分が体外受精をすることになるとは…」って気持ちが不安定になってるときに、かかる金額もわからないっていうのは、けっこう精神衛生上避けてあげたい事案です。(相場がわかっててもビビってんでやんの)
さて、しかして、その実際にかかった費用は!?内訳もばっちりまとめました!
まずは実際の1回の採卵の総額を計算!
わたしの場合は
・採卵&受精 5個
・凍結 3個
だったので、それで計算していきます。
採卵
基本料金:6万円
卵1個につき:1.1万円
6万円 + 1.1万円×5個 = 11.5万円
⇒採卵費:11.5万円
受精
体外受精(ふりかけ方式)・何個でも:2万円
顕微授精・卵1個につき:1.1万円
※わたしはすべて顕微授精にしたのですが、かなり多く採卵できた人は、組み合わせたりするようです。
1.1万円×5個 = 5.5万円
⇒受精費:5.5万円
培養
胚盤胞までの培養:2.75万円
⇒培養費:2.75万円
凍結
基本料金:3.85万円
卵1個につき:0.55万円
3.85万円 + 0.55万円×3個 = 5.5万円
⇒凍結費:5.5万円
採卵までの合計金額
ここまでが1つのサイクルで、ここで凍結できた卵の数だけ移植が可能ということになります。
というわけで
採卵1サイクル:25.25万円
になりました。
初回は「27万円以上かかっても27万円ジャストになる」という制度がありましたがそれより安くなりました!
27万円下回って3個凍結はかなり運の良い数値らしいです。ラッキーです。
移植1回ごとの費用も計算!
採卵で複数の卵が取れて、何個か凍結できた場合は、移植が続きます!
移植
融解:4.4万円
移植:9.35万円
4.4万円 + 9.35万円 = 13.75万円
⇒移植費:13.75万円
※聞いたところによると、卵2個の移植(卵のグレードが低い場合や、何度もチャレンジしている場合のみの対応)も同じ費用らしいです。
移植回数ごとの合計金額
採卵までの費用を合わせると、以下の通り。
移植1回の合計:39万円
※一応、2回以降の合計も計算してみました。
移植2回の合計:52.75万円
移植3回の合計:66.5万円
体外受精費用「ほんとうのTOTAL」は?
これに、診察分、その際に処方される薬の費用を足します。
家計簿から計算してみたら、だいたい14万円くらいかかっていたので
39万円 + 約14万円 = 約53万円
TOTAL:約53万円
これが、採卵1回、移植1回(着床確認まで)のリアルな数値ですね!
調べてた費用とほぼ誤差なしです。なるほどなるほど。
申請しなきゃ損!体外受精の助成金
くわしくは大津市の場合しかわからないのですが、ほぼすべての自治体に同様の制度があるとおもうので、ぜひ確認してみてください。
大津市の妊活関係の助成金は2種類
・一般不妊治療:タイミング療法や人工授精が対象
正式名称は「一般不妊治療費助成金」と「不妊に悩む方への特定治療支援事業」とかなんですけど、どの自治体も「一般」と「特定」という文言で区別できるはずです。多分。
「一般不妊治療」は、治療費の半額(MAX15万円)が支給されます。
「特定不妊治療」は治療のサイクルによって値段が変わりますが、一番高い「採卵~凍結&凍結胚移植」だと、30万円支給されます。
全額補助には遠いですが、めちゃ有難いですよね!
助成金が受けられるかどうか?
収入や年齢によって、この助成金を受けられるかどうかが変わります。受けられる回数も決まってたり。しっかり確認したほうが良さそうです。
例)特定不妊治療
収入:世帯収入730万円未満
年齢:妻の年齢が43歳未満(コロナの影響により延期措置あり)
回数:6回まで
実は、タイミング療法とかでも助成金がもらえるって知ったのは最近でした。
なので、昨年の分は申請できてなくて、もったいないことしたな…と。みなさんはお気をつけください!
しかも
「特定不妊治療(体外受精)の助成金を申請したら、一般不妊治療(タイミング療法&人工授精)の助成金はもらえなくなる」
という条件もありました。もちろん、特定不妊治療の申請前に、慌てて申請しました。笑
余談ですが、大津市の場合、少し前までと今で、収入による制限に変更がありました。
【以前】
一般:収入による制限あり
特定:収入による制限なし
【現在】
一般:収入による制限あり
特定:収入による制限あり
このご時世に、制限が厳しくなるという。笑
というわけで、今ではどちらの助成金を受けるにしても、世帯収入を計算する必要があります。
世帯収入がわからない場合は「収入証明書」などを発行するのが一番ですが、自分で発行するとお金が要ります。
申請するときに「収入を調べていいか」という項目があるので、それにチェックを入れてお願いするのも手だと思います!(わたしの場合はほんとに際どかったので、収入証明書発行しました笑)
病院で書いてもらう書類のこと
申請するときには、
・申請書兼請求書 (名前や振り込んで欲しい口座を”自分で”書く書類)
・証明書 (不妊治療にかかった費用を"病院や薬局に"書いてもらう書類)
・通帳の写し
・(収入証明書)※前述のとおり
が必要です。
一般不妊治療を申請したときの小話
わたしの元々通っていたクリニックでは、書類の準備はめちゃ早(1時間)とかだったんですが、1枚につき1000円くらいの費用が掛かりました。(名義によって1枚なので、自分とだんなさん、2枚分の費用が掛かる)
通院時に使っていた調剤薬局でも書類を作ってもらうんですが、そちらはすぐ作成&無料で対応してくれました。神…!
7/28に申請して、9/7に口座への入金がありました!ちょうど6週間ですね。
ちょっと忘れてしまったんですが(書類の写真撮っておけば良かった)、5~7万円くらい?申請して、入金されたのは3万円でした。だいたい合ってる。端数は切り落とされるんですかね~。
特定不妊治療申請の小話
体外受精の場合は、病院の方から
「助成金の書類必要なら作りますよ~」
「無料で作りますけど、3週間くださいね~」
という旨の紙を渡してくれたりしました。やっぱり額も大きいですから、みんな当たり前に申請してるってことなんですかね~!
ちなみに、10/13に申請書を提出してきました!
前回の一般不妊治療と同じくらいだとしたら、11/24くらいに入金されるではと予想です。
確定申告の医療費控除も受けられる!
一般不妊治療、特定不妊治療で申請した分の領収書を抜いて、確定申告で医療費控除を申請できます。
特定不妊治療の場合、
「採卵分 25.25万円」と「一回目の移植分 13.75万円」
だけで、最大支給額(30万円)を超えるので、それ以外の日々の診察代や薬代は計上できます!やったね!
採卵で複数の卵が取れた場合、2回目以降の「移植のみで申請する」ことになりますが、その最大支給額は7万円(だったと思う)です。こちらも1回の移植分だけで最大支給額を超えるので、この領収書だけ除いておけば、二重に計上してしまうこともないです。わかりやすくてよかった~!
風疹のこと
妊活して結構すぐにチェックされるであろう、風疹の抗体。
抗体検査は2種類の判定方法があるようなのですが、それは完全に病院にお任せですね!
妊娠中(初期)に風疹に罹ってしまうと、赤ちゃんが「先天性風疹症候群」になってしまうらしいですね。
具体的には
・発育障害
・白内障
・難聴
・心疾患
などなど、できれば避けたい症状ばかりです。
実はわたしの抗体が「最低ラインは超えてるけど、もう1回予防接種受けてもいいかもね」という微妙な値だったのですが、
「風疹の注射を打ったら2か月は妊活できない」という話を聞いて、(わたしの残りの卵は少ないので)できればこのまま妊活進めたいな~ということを相談したところ
「じゃあ、同居の家族みんなの抗体チェックして、家に風疹のウイルスを入れないようにしましょう!」とアドバイスを頂きました。
抗体検査はタダ!
そのあと、色々風疹について調べていたら、なんと大津市は「妊活中の女性とその同居人の風疹抗体検査はタダ」という情報が。
その朗報をもって、だんなさんと、だんなさんのパパ&ママに抗体検査をお願いしました。(みんな快くOKしてくれました。ありがと~!)
ただ、この制度を使う人がよっぽど少ないのか、申請手順の確認に電話した役所の係の人も、予約していった病院の職員さんも、対応がまさに”しどろもどろ”という感じでした。珍しいことしてごめんね…笑
抗体がなかったら、予防接種だ!助成金も出るよ!
大津市の場合、予防接種の費用の半分(MAX5千円)を負担してくれるようです。
普通に受けたら1万円くらいかかるってことですかね??え、思ってたより高い。あ、でもインフルもそんなくらいですよね。(人生で1回もインフルにかかったことも、予防接種受けたこともない)(ばかはなんとやら…?)(か、風邪はちゃんと引きますよ!?)(必死)
さて、資本主義の脳みそもこれですっきり!
資本主義の世界なので、どうしても存在するお金の話…まとめるとすっきりして来ました!
なんだかんだ、お金の話って面白いですよね!
あなたの貴重な時間を頂いた分と、この記事の情報で、トレードオフが成立していることを祈っております。笑
ではではまた~!!^^
関連の過去記事はこちら↓
lifeisagame.hatenablog.com lifeisagame.hatenablog.com