【海外旅行体験記】まだ行けない?もうすぐ行ける?中央ヨーロッパの旅に思いを馳せる。格安旅行会社、見どころ、現在の状況。長時間フライトを乗り越えるコツも!【中欧4ヶ国】
どうも、アリーです。
そういえばわたくし、コロナが世界で猛威を振るい出す直前(2月前半)に、中央ヨーロッパ4ヶ国行ってたんです~!
それもなんと、6日間という強行スケジュールw
当時は、「中国、コロナ大変そう~」「これ日本にもくるよね?」くらいの感じで、「まぁ日本よりヨーロッパのが安心かもね~笑」なんて言いながら出発したんですが、数週間後にはヨーロッパでパンデミックになっていたという。。
そうこうしているうちに、自分が中欧に行っていたことも忘れかけていました。笑
それでちょっと写真を見返していたら…蘇る感動!女子ぜったい好きなやつ!!
「これはシェアしなければ!」
という気持ちになりまして今に至ります。笑
次に行くときの予習にしてもよし、行った気分になるもよし
という軽い感じで楽しんでもらえたらと思います~!
今回は写真多めでお送りしますよ~!テイクオフ!
初めてのヨーロッパが中欧?
今回の旅行なんですが、わたし、初めてのヨーロッパでした。
ヨーロッパは行ってみたいとずっと思っていたんですが、「だってお高いんでしょ?」「数十万~百万コースでしょ??」と敬遠しておりました。
ドイツのロマンティック街道とか、フランスのエッフェル塔&凱旋門&モン・サン・ミッシェルとか、イタリアのローマでジェラートとか、スペインのコロッセオとか…
夢は膨らんでおりました。
そんなとき、母から連絡が。「ブダペスト行かへん?」
なぜ、ブダペスト。とわたしはもちろん聞きました。
「グンちゃんが写真集撮影しとったから~^^」
そう、わたしの母は「チャン・グンソク激推し芸人」。
韓流アイドル?の彼は兵役にいっていたので、ツアー(出費)がなく、図らずもお金が貯まったので、「それなら、聖地巡礼にブダペストへ行こう!」と考えたようです。
というわけで、ブダペスト目当てに、中欧へ旅することが決まりました。
これが最安値では?
ブダペスト行きを決めてから、ガチガチのツアーから、自由度の高いプランまで色々考えたのですが、
結局落ち着いたのは、「トラピックス東海」の「中欧4ヶ国6日間」のツアーでした。
「トラピックス」は関西が誇る阪急グループが運営しています。宝塚の創立で有名な小林一三が作った私鉄、阪急電鉄のお仲間なので信頼度も高い。
そして、トラピックスのツアーは全体的に安い。阪急の信頼&安さで、海外旅行初心者の年配の方の利用も多いイメージです。
そんな今回のツアー…お値段はなんと!
118,900円!!!いい阪急!!
なので、これに空港利用税や燃油サーチャージ(2019/11/22時点目安)の27960円を足しても
ひとり約15万円でヨーロッパに行けちゃう!!
いい時代になったもんだ…!
ツアーの中身
道程としては
・飛行機はフィンエアー(もちろんエコノミー)
・ヘルシンキでトランジット(約10時間+数時間のフライト)
・チェコ2泊
・オーストリア1泊
・ブダペスト1泊
という流れ。
そして、
・添乗員さんいる
・1日数時間のバス移動
・朝昼(たまに晩も)食事付き
なので、自由度はほんとに少ない。笑
ただ、今回は初めての土地だし、気分は下見みたいなもんだし、ということで安心感を優先しました。(あと値段の魅力!笑)
同じような中欧周遊ツアーもいろいろ比較しましたが、これよりコスパ良いのはなかったです。
実際、同じツアーに参加してた大阪在住の親子は、北は東京・南は福岡まで発着の枠を広げて検索したけれど、このツアーが一番安かったし、バス移動が一番効率的だったとおっしゃっていました。
添乗員さんあるあるかも知れない
添乗員さんって、なんとなく「気が強いけど根は優しい」みたいな人が多いイメージあります。
添乗員さんはクレオパトラカットで楠田枝里子似のきびっきびのマダム。
(なんと、同じツアーの大学生の子は、前回イタリアにいったときもこの人が担当だったとか。守備範囲広すぎない??)
出発の前に電話で挨拶してくれたり、「アナログで申し訳ない」と言いつつ、手書きの注意書きや行程表を用意してくれてたり…
これが阪急クオリティなの?個人的になの??どっちにしてもすごいな!!?と感動しました。
ちょっと遅れ気味になるとめっちゃ急かされて怒られましたが笑、でもそれが尾を引かない気持ちのいい人でした。
使えない現地のバイトくんをめっちゃ叱ったあと、「次がんばってね」と背中ポンしてたりね…!アネゴぉ…!!
他にも、
「ちょっと日本の味恋しくないですか?」 と、みんなにおせんべいやお味噌汁の素を配ってくれたり、
新婚旅行の夫婦にこっそりプレゼントを用意していたりとほんとに愛のある素敵な方でした。
「このツアーの値段設定、わたしから見ても異常に安い」
「この値段でこのレストラン使う?ってところセレクトしてる」
「え?ここがこんなに空いてるところ見たことないわ(理由:中国人がいないから)」
とか…バスの移動中の話も面白かったし(タイミングによっては「寝たい人もいるだろうから静かにしておくわね」という匙加減も秀逸)…おかげで楽しかったです!
短い日程で観光もばっちり!
景色も人もすべてが目の保養。どこで何を撮っても映える。それが中欧です。
チェコ「プラハ」
プラハ城
まず、ガイドのチェコ人のおねーさんが美人過ぎて驚く。
そして、城の中の教会のステンドグラスの美しさにも驚く。
カレル橋
聖人さんたちの銅像が並んでいます。下を流れるのは「モルダウ川」。♪なつかしき河よモルダウの~♪ですね。(スメタナ「我が祖国」の「モルダウ」)
この中の「ヤン・ネポムツキー」さんが「皇帝に命令されてもキリストとの約束を違えなかった(そして殺されてしまった)」ということで特に尊敬されているようです。聖人像の下にある銅板画?のネポムツキーさんに触れると願いが叶うということです。(そこだけめちゃくちゃキンキラなので、「ここね!」とわかります)
プラハの街
ここで数少ない自由時間。
チェコグラスのお店でお土産(爪やすりやブレスレット)を買ったり、時計塔が有名なタワーを見学したり、ミュシャ美術館に行ったり。
晩ごはんはお肉が食べたくて何料理かわからない(アラビアっぽい)とレストランに突入してみました。美味しかったけど、量が多すぎました(海外あるある)。
オーストリア「ウィーン」
7時過ぎにホテルを出発して、5時間後にオーストリアのレストランに到着。
郷土料理の「ヴィーナー・シュニッツェル」を頂きました。まぁ簡単に言うと平べったくしたトンカツですよね。揚げずに焼いているらしいので、トンカツよりヘルシーなのかも知れません。味付けはレモンとケチャップ。素朴で美味しかったです!
コロナ前だったので、ウィーンではテロ対策の「覆面禁止法」があり、マスク禁止!という常識と出会い、喉が完全にヨーロッパの乾燥に負けました。(ウィーンだけじゃなく、元々ヨーロッパは全体的に「マスクしてたら白い目で見られる」みたいな風潮でしたよね)(むしろ、日本はいつからマスク当たり前になってたんだ…?)(わたしが子供のときはなかった風習です)
シェーンブルン宮殿
たまご色のかわいいけど大きな宮殿。
マリー・アントワネットの実家の、夏用別荘なんですね。特にお母さんの女帝マリア・テレジアが良く利用していたとか。
モーツァルトがこけたときに助けてくれたマリー・アントワネットを口説いた?、みたいな逸話の舞台もココ。
歴史の舞台に…わたし、立ってる!と思えます。
ベルヴェデーレ宮殿
庭園の彫刻の、ちょっと気持ち悪い感じがたまらない宮殿。これがバイオハザードだったら、絶対メダルはめて新しいエリアへの扉が開くと思います。
宮殿の中ではクリムトの展示などもあるそうですが、わたしはお庭の探索のみでした。
コンサート
ウィーンといえば音楽の都!
このコンサートが、正直この旅で一番楽しみだったかも知れません。とくにドレスコードのないカジュアルなコンサート(楽器演奏とバレエのコラボ)だったんですが、意外とドレスアップしたカップルも多くて、「えぇ~こんな映画っぽいシーンが日常にある生活してる人ほんとにいるんだ~!!」と感激しました。
あと、パンフレットを売ってる男性がイケメンすぎて、声をかけるためにパンフレットを買いました。母にも「ぜったいそういう戦略やよね笑」と笑われましたが、後悔はしていない。(パンフレットの内容もちゃんと熟読したし、大満足です)
スロバキア「ブラチスラヴァ」
7時過ぎにウィーンを出発し、1時間ほどでブラチスラヴァへ。
街全体に「共産主義」っぽい雰囲気を感じられます。
ずっと並ぶ同じ建物、彩度の低い色合い。派手な観光地とはまた違った味わい深さがあります。
ガイドさんにスロバキア語を教えてもらいました。
「どんぶりで!」(ドブリーデン)=「こんにちは」
「百円!」(ビャクエン)=「ありがとう」
※言葉の語呂合わせ?が強烈すぎて、意味は忘れてたので検索しました。
昔はチェコスロバキアだったのがチェコとストバキアに分かれたことを「円満離婚」と表現していました。いいセンスだ。
ブラチスラヴァ城
お城は全体的にシンプル。宮殿の後に見てはいけないかもしれない。笑
高台の上なので、ここからブラチスラヴァが見渡せるのが良いですね!音楽の授業で必ず出会う「美しく青きドナウ」で有名なドナウ川も流れています。(この曲を思い出そうとしても、前述のモルダウを先に思い出してしまって思い出せなくなるのはわたしだけですか?)(”ウ川”つながり)
そこにかかる橋にあるUFO展望台みたいなレストランの浮き具合がなんか逆に良い。
ブラチスラヴァ旧市街
ハンガリー「ブダペスト」
ブラチスラヴァからバスで2時間半ほどで、ハンガリーのブダペストに到着!
知らなかったけど、ドナウ川を挟んで「ブダ地区」と「ペスト地区」に分かれてるんですね。
刺繍、レース、フォアグラがブダペスト土産感あると思います。
中央市場
この中の食堂で昼ごはんを食べました。カウンターを進みながら見えてる料理を注文するスタイルで、母はハンガリーの有名なスープ「グヤーシュ」が食べたかったそうですが、どれがそれか分からず適当に注文したらなんか違ったそうです。笑
そのあとは、市場をうろうろ!
3階建?の建物の中にお店がぎゅうっぎゅうに詰まってます。
その中のひとつのお店、店頭に立つおばあちゃんの愛らしさに一目惚れして、そのおばあちゃんが作った刺繍の小物入れを買いましたー^^
漁夫の砦
ここが母の1番楽しみにしていた、グンちゃんの写真集の撮影スポットだったようです。「この写真、ここじゃない!?」など楽しそうでした。なりよりです。
職業ごとのギルド的な制度があったらしく、この建物は漁夫の担当エリアだから、漁夫の砦、なんだとか。なにそれゲームの世界のやつ…!と内心めちゃわくわくしてました。
高い位置にあるので、ここからブダペストの町が見渡せます。左にはえっここに政治家がいるの?芸術家じゃなくて??という国会議事堂も見えます。
長時間フライトの「三種の神器」
さてここで、ヨーロッパやハワイなど、途中で寝たほうが良いな、というフライトの時に役立つグッズをご紹介!
これで、10時間のフライトでも、十分な休息ができます!
今回の中欧旅でも、日本を午前中に出発し、現地時間20時(時差を考慮すると体感28時)にホテル到着しても、そのあと近くのコンビニへ買い物に行ったりするくらいのエネルギーを残せましたよ~!!
そして日付が変わるころにはいいぐらいに疲れが出てきて、時差ボケなしで旅を存分に楽しめるという寸法です。
その1. ネックピロー
運よく窓際ならまだいいんですが、それでもこれがないと首の痛みは避けられないですね。
無印のビーズクッション的なネックピローがおすすめ。厚さ、形、手触り、まじで最強です。
その2. アイマスク
人は暗闇の中で寝ないと疲労が取れない&肥満になりやすいらしい。
これは絶対に阻止すべきですよね。
「芸能人格付けチェック」みたいなアイマスクは避けたほうが無難でしょう。
(そしてわたしは無印を使用しています)(袋もついてるしね)(ステマかな?※ステルスできてない)
その3. マスク
今のご時世、寝ない時もかならずマスク着用だと思うので関係ないかもですが笑。
機内の乾燥&埃っぽさで鼻炎を発症し、口呼吸になり喉をやられるというルートをよく歩むので、昔からこれはマストでした。
加湿器のないホテルで寝るときとかも付けると良きです。
まぁほんとは、マスクよりも、「強い粘膜」と、「口を閉じて寝る習慣」があれば最強なんですけどね…
現在の相場とコロナ対策
最近はやっと日本国内を移動できる感じになってきたところで、正直まだ国外は早くない?という空気ですが、冬や春のツアー、ありました!!
ささっと見たところ、最安値でも「ひとり20万円」くらいと、コロナ前よりかなりお高いです。
コロナ対策として、バスは1人2席利用になっているのも大きいかも。
今はやっとGoToで国内移動が許される空気になったところで、全世界鎖国か!?という現状。とくにヨーロッパはまたロックダウンするとかしないとかね。
でも、ぜったいにこのままでは終わらない地球を信じています。みんなが協力して工夫していけば、かならず安心して楽しめる世界が待ってる!
人もお金も動いてなんぼ!世界の経済を回すのはわたし!という気持ちで、前向きに、上向きにいきていきましょ~!笑
ではでは、また~!!