【スイーツ】その秘密を知ってしまったら、あなたはもう買わずにはいられない【シャトレーゼ】
どうも!アリーです!!
三十路にもなると、食生活に気をつけていないと、すぐに体調が優れなくなり、あっとゆう間に体型も崩れます。
もちろん、
「白砂糖は毒!!!」
という事実も知っています。
でもね?たまにスイーツも食べたくなるんです。
ご褒美的に高級店のスイーツを頂くのも至宝の時間ですが、
もっとお手軽にほっこりするスイーツもありますよね。
そう、「シャトレーゼ」のスイーツです。
今日は、知れば知るほど食べたくなるシャトレーゼの魅力をお伝えしたいと思います!
シャトレーゼ愛の原点
実はわたくし、滋賀に引っ越しする前は、京都のシャトレーゼでバイトしていたんです。
そこはダンディなおじいちゃんオーナーと、上品なおばあちゃん店長が営む店舗で、
採用初日に、シャトレーゼの歴史と理念を丁寧に説明してくれたんですね。
なので、その時聞いて「えっ意外とやるな、シャトレーゼ!」と思ったポイントをご紹介します!
和菓子と洋菓子を扱うワケ
創業者は山梨に住む兄弟です!
弟は実家の和菓子屋で修行、兄は東京へ武者修行の旅に出たそうです。
そして、最先端シャレオツシティ東京で、お兄ちゃんは衝撃を受けます。
「時代はもう、和菓子じゃない!!洋菓子なんだ…!!!」
早速帰って弟にその事実を伝えますが、実はこの弟の作る和菓子は地元で大人気!洋菓子一本で行くのはもったいない!
「じゃあ、おれ洋菓子担当するし、お前は和菓子担当な!!」
というわけで、一件落着。
温故知新の精神で、二兎を追う者が二兎を得るという最高の道のりを歩み出したわけですね!
大きめサイズに込められた創業者のおじいちゃんの想い
シャトレーゼのケーキって、普通のケーキ屋さんよりちょっと大きいな?
と感じたことありませんか??
それもそのはず。
戦後を生き抜いてきた創業者のおじいちゃんたちは
「大きい = 嬉しい」
をモットーにしているそうです。
上品マダムな店長は「もうちょっと小さかったら、一度に色んな種類食べれるのにね…」とため息をついていました。笑
(わたしは今のサイズでも数種類いけます)(と若いときは思ってたけど、最近店長の気持ちが分かってきました)
安さの秘密
みなさん、一目見て気づいていたかも知れませんが
シャトレーゼはパッケージのデザインにほとんどお金をかけていません。
その分、素材にお金をかけようというこだわりだそうです。
ただただセンスがないだけかと…あっいえなんでもないです!
実は流通もすごい
シャトレーゼは冷凍技術と、冷蔵&冷凍を保持する流通方式もばっちりです。
ベルトコンベアで急速冷凍される
↓
そのまま
「え??ケーキの高層マンションですか??」
みたいな冷凍庫に入れられる
↓
その冷凍庫の中にトラックが入る
↓
店舗の冷凍庫にトラック横付け
というわけで、解凍するときまで絶対にマイナス何十度を保持するようになっているそうです。
再冷凍で味が損なわれるのを防ぐ気合いがすごいです。
そして、シャトレーゼといえば「工場直売」。
チルド商品(工場から"冷蔵で"直送)の場合、工場からその日に届かない場所には出店しないという決まりがあります。
山梨の会社ですが、北海道や九州に工場を作ったから、その地域にも出店できるようになった、ということです。
シャトレーゼの元店員がゴリ押しする珠玉のオススメ!
ちょっと圧倒されちゃうくらいのラインナップが揃うシャトレーゼ!
もちろん、それが良いところでもあるんですが、現代人は忙しい人が多い。自力で開拓する時間を節約するために、ここにオススメをピックアップしておきますね。
【ケーキ部門】ショートケーキ&パリパリチョコショート
何度も何度もマイナーチェンジを繰り返して進化を続けるケーキの2大巨塔。
あざとさすら感じる完全無欠な清純派のショートケーキと、少しのビターさも持ち合わせるクールビューティーなチョコショート。
ケーキ業界に殴り込みか?というほどのしっかりサイズとロープライスのコラボレーションです。
いちごショートのスポンジは、口に入れた瞬間「え?わたし霞食って生きてる?」と思うほど軽く、クリームも甘すぎないのでペロリと頂けます。
いちごは店内で最後の仕上げとして乗せているのですが、やっぱり夏いちごは酸味が強すぎる…ということで、店舗によってはグレーズ(砂糖シロップみたいなやつ)でコーティングしたりしてるかも。
チョコショートの方は、層状に挟まれた薄〜いシートになったチョコがとてもいい仕事をします。パリッとした小気味いい触感と、甘みと苦みのバランスが完璧。口の中のハーモニーを濃密に演出してきます。
「愛され続けるためには、変化し続けなければならない…」そんな声が聞こえそうなほど、マイナーチェンジを繰り返しているこの2TOP。現状に甘んじないその姿勢は見習っていきたいですね!!(個人的にチョコショートは、以前の、上の生クリームがポコポコしてない&生クリームもチョコクリームになっているVer.が、ビター感強めで好きでしたけども笑)
【ケーキ部門】ミックスベリーのレアチーズムース
シャトレーゼはチーズ(というか乳製品全般)に結構力を入れていて、オーソドックスなベイクドチーズケーキももちろん美味しいんですが、シーズンによって(わたしの記憶では6年前の冬には確かにあった)しか出てこないレアチーズケーキ”ムース”がめっっっちゃくちゃ!美味しかった!!ので、見かけたら必ず確保してください。
はぐれメタルよりレアです!(レアチーズなだけにね!!)
【ケーキ部門】ガトーショコラ
これ、実はチルドVer.と冷凍Ver.の2パターンがあるんですが、不思議なほどに違いが分からない魔法のケーキです。(生クリームスポンジ系のケーキは、それぞれ食べると美味しいですが、比べるとやっぱりチルドの方が美味しいと思う)
その理由として、スポンジよりもチョコの割合が高いことが1つ挙げられるとはおもいます。しかし、どうしたことか、このガトーショコラは、そのスポンジすら、どちら場合も同じくらいふわっふわなのです。シャトレーゼ七不思議のひとつですね。(あとの6つは?とかいう野暮なことは聞かないで)(本気出したら無限不思議になる危険もある)
1ピース販売と小さな長方形のホール販売があります。ホールでも1000円程度なので、ちょっとした女子会などの差し入れにも最適!
【チルド部門】プリン
シャトレーゼに来てこれを買わないなんて、イタリアに行ってピザ食べないくらいの愚行です。帰れま10ではシュークリームが1位でしたが、私的1位は、あなたよプリンちゃん…!
素材は、契約農場の卵と牛乳と砂糖、以上。プリンは柔らかめですが滑らかすぎず、カラメルはしっかり苦味もあるさらさらタイプ。「お母さんのプリン」とも言えるシンプルさですが、うちの母親のプリンは硬かったな…と世の母親を無双する美味しさです。(愛情という隠し味が効いてて美味しかったよ、お母さん泣かないで?笑)
【和菓子部門】カステラ
五三焼製法という、美味しいカステラを作る秘伝みたいな割合(何と何が5:3なのかとかは知りません)で作られているというカステラ。しっとりしていて、ザラメが入っていて「これぞ求めていたカステラ」と言わざるを得ません。もう長崎土産を待たなくていいんですよ…!
原材料には、卵、砂糖、小麦粉のほか、水あめ※1、米あめ、はちみつ※2が使われています。むしろそれしか使ってません。そして、抹茶には、ほんとに「抹茶」が追加されてるだけです。
(※1:抹茶のみ)(※2:プレーンのみ)
一本まるごと食べれちゃう美味しさですが、1切れずつで売ってくれてるのも嬉しいポイント!
【洋菓子部門】豊酪
焼き菓子コーナーの隠れた名品。「え?ブッセ?興味ないな~」と思いました?とわたしは思ってました。でもチーズ好きだし食べてみようかなと思って手を伸ばしたあの日から、恋をしてしまいました。クラスの地味メンがメガネ外したらイケメン的なアレです。
「チェダー&エダム」
「カマンベール&くるみ」
「ゴルゴンゾーラ&はちみつ」
という、ツウを唸らせるチーズコラボ。たまりません。
【アイス部門】チョコバッキー
ヴィエネッタが好きな人におすすめ。
袋で買うと6本で280円。1本50円未満でこのクオリティって、ほんとちょっとなにいってんのか分かんないってなります。嬉しすぎるデフレです。冷凍庫の常連決定。
【アイス部門】シャトレーゼプレミアム
シャトレーゼの中では高い。ほんとそう。
なんですが食べればわかります。というかきっとこう思います。「ハーゲンダッツレベルじゃないか」と。
それをこの低価格で提供してくれてることに感謝することになります。
【アイス部門】果実食感バー
セブンイレブンのマンゴーのアイスが美味しいと思ってる人。こっちに乗り換えて下さい。味も価格も一枚…いや数枚上手です。
夏限定なので、買いだめしてもいいんじゃないかというレベルの美味しさ。むしろ本当のマンゴーよりも美味しいのでは??と、(わたしの中で)話題です。
白桃バージョンもあります。年によってラインナップが変わるようですね!来年は何かな~(わくわく)
【アイス部門】ビスコットサンド
ビスケットでアイスクリームが挟んである、子供騙しのアイス…ではありません。見た目に騙されてはいけない…!
シャトレーゼにしてはちょっと強気な値段設定ということもあり、なかなか選ぶ人は少ないんじゃないでしょうか。でも、よく考えてみてください。「普通のものがびっくりするくらい安いのが当たり前のシャトレーゼで、この値段ということは?」と。
そうして一度食べたら、必ずもう一度食べたいと思うことでしょう。ビスケットの香り高さと塩気が、中のアイスクリームと最強のタッグを組んで、あなたを虜にしてきます。「バニラ」ももちろん美味しいですが、「塩キャラメル」がほんっとに美味しくて感動します。(濃厚な味が好みの人におすすめ)
そうだ、シャトレーゼ行こう
バイトしていたときは「新作の味を知らないとお客さんに説明できないから」という大義名分をかざしたり、
廃棄するくらいなら、というもったいないお化けの出現に翻弄され、
一生分のケーキを食べたような気がします。(もちろん太りました)(シャトレーゼ、恐ろしい子!)
ほんとなら甘いものは食べない方が良い。わかっています。
でも、シャトレーゼの魅力は沼のようなもの。
知ってしまえばズブズブと深みにハマって、「毎日出なくても良い、食べたい」と思わせてくるんです。
そんなときは、思いっきり食べようじゃありませんか!
そして、1つわたしと約束して下さい、
食べるときは、
ひと口ごとに30回以上、よーく噛むこと!
唾液の消化パワーは、胃液を凌ぎます。実は、私たちがおもっている以上にできる子なんです。その唾液のパワーの恩恵を受けるには、噛むこと。
噛めば噛むほど口の中に広がり鼻に抜けてゆく香りを楽しみ、シャトレーゼスイーツのすべてを味わい尽くしましょう!!
さ、じゃあそろそろ買いに行きましょうかね…。
ではでは、また〜!