【ゲーマー魂】あなたはこの苦行を乗り越えられる?ゲーム史上に輝く「めんどくさいイベント」たち【ミニゲーム】
ども!アリーです!
世の中には
「ゲームばっかしてないで勉強しなさい!」
と言われている子供さんが多いようですね。
わたくし塾講師のアルバイトなんてしてるもんですから、隙あらばスマホゲームをする子たちも確かに目撃しています。
でも、ゲームだけじゃなく、YouTubeやSNSなど、「勉強よりやりたいこと」があることは、一概に悪いこととも思えないんですよね。
何かに熱中できる証拠じゃないですか。
そして、大事なことを、ひとつ言わせて下さい。
「ゲームを極められるやつは、賢い」
「寝食を忘れるほどやり込めるなら、なお良し」
(あ、2つ言っちゃった)(まぁいいか)
ゲームってね、やり込めばやり込むほどめんどくさいんです。
つまり、ゲーマーって、それすら楽しめるドMな人種なんですね…。
今回は、そんなドMたちが歓喜するミニゲームを取り上げてみました!
読めば
「このめんどくささと意味のなさに比べたら、
実際の仕事はめんどくさいけど意味がある!」
と思えたり…するかもしれません。
FF10「雷避け」
FF10の気怠げお色気お姉さん「ルールー」。
その最強武器を手に入れるためには「雷平原」という、常に雷が鳴ってる場所で、とある試練をクリアしなければいけません。
それが、かの有名な「200回雷避けるミニゲーム」!!
カミナリが光ったタイミングに合わせてボタンを押す…
それを200回繰り返す、なんともシンプルな遊びです。
ただただ、画面がピカっとしたら、ボタン。ピカっポチっ。ピカっポチっ…
「わたし、何してるんだろう…」なんて意識を飛ばしたら最後、タイミングをミスして最初からやり直しです。
150回を超えた辺りから
「もう絶対やり直したくない…!」
「ここでミスなんてするもんか…!!」
と自分で自分にプレッシャーをかけてしまいます。
190回を超えたくらいで
「もういけた!!」
と顔がニヤついてしまいますが、そこで集中力を切らしたら最後…
カミナリに打たれ、振り出しに戻ります。
なぜ人は、ゴールが近づくと気を緩めてしまうのでしょう。
わたしも例に漏れず、達成直前でミスしました。
あの心の折れ具合は、人生でもなかなかの出来事でした。(しょぼい人生を楽しく生きています)(ちなみに、だんなさんも同じ経験した仲間です)
どこにもぶつけようのない、悔しさと、反省の念。
雄叫びをあげ、コントローラを叩きつけてしまった方もいるのでは?
それでも、人はまた、コントローラを握ります。
並大抵じゃない苦行のわりに、ゲームの中で得られるものは、特になくても困らない「ルールーの最強の武器」。
ただ、「どんなに心が折れそうになっても立ち上がってやり切った」という自信は、人生における「最強の武器」になる、かも、知れない。
ゼノギアス「じゃんけん」
かなり序盤の街の探索中、民家の地下(だったと思う)に行くと、
「おれじゃんけん強いんだぜぇ」
というおじさん?が。
なんとお金を賭けてジャンケンしようというのです。
そして始まるじゃんけん。
もちろんほっておいたら「あ、後出し〜お前の負け〜」的な扱いをされるので、ちゃんと出します。
このとき、ゲーマーのみなさんなら、きっと思うでしょう。
「こいつに勝ったら、お金だけじゃなくなんかくれるのかな?」
残念ながら1回勝ったくらいではなにももらえなかったと思います。
何度も何度も挑戦し、あいこが続くと手汗を握り、、、、
ほんと、早くストーリー進めたいのに、気になってその場を離れられずに数十分、いや1時間以上…?
5回連続(多分)で勝ったとき。
「おまえなかなかやるな!」とおじさん。
そして、「じゃんけんバッジ」がもらえます!!
かなり苦労して手に入れたんですが、何に使えたかは忘れました。
そう、ゲーマーにとって、「がんばったから何かもらえる」というのもモチベーションになりますが、
「何が起こるんだろう?」という好奇心と、「やりきった!」という達成感こそが、求めているものなのかもしれません。
良い結果が待ってるかどうかじゃなく、冒険できるかどうか。
大人になると忘れがちな、この世を楽しむためのポイントですね!
ちなみに、5回連続で勝てる確率は、1/3×1/3×1/3×1/3×1/3なので、
「243分の1 = 0.4%」!!
めっちゃ頑張ったね、と自分を褒めてあげたい。
The Stanley Parable「ボタン押し続けるやつ」
ザ・スタンリー・パラブル…スタンリーのたとえ話。
オバケとかが出てくるわけじゃないのに、見てて心がざわつくゲームです。何がなんの例えなのかもちょっと深すぎて?よくわかりません。
ゲーム自体の内容をざっくり言うと
「目が覚めたら周りに人がいない」
「天の声が聞こえる」
「その声に従っても従わなくてもいい」
「行動によってエンディングが変わる」
と、そんな感じ。
似たゲームだと、錯視?を使った謎解きゲーム「SUPERLIMINAL(スーパーリミナル)」とかあります。
(味わえる感覚が似てるから同じメーカーから出てるのかなとか思ったけど全然違いました)(あと、SUPERLIMINALの方は「知育ゲーム」感がありますね)(あと、Stanley〜より、「正解の道筋」があるような)
The Stanley Parableの怖いところは
「何のためにこれをしてるんだろう?」
とプレイしているうちに、その意義をどんどん見失っていくことです。
その中でも随一のイベントが「赤ちゃんが炎を突っ込まないように、ボタンを押し続ける」というミニゲームです。
もちろんこの赤ちゃんが炎に突っ込んでも、そのままストーリーは進みます。
「いや、だって、ただの看板じゃんか。」
と、正常な頭は理解しているので、ある程度この茶番に付き合ったら、さっさと終わらせてOKなんです。
ただ、このミニゲームを続けている間、天の声がずっと「もう諦めては??」「はーどんだけ続けるんだ」「あんたもしつこいな」みたいな感じでコメントを変えてくるんですよ…!
「ああ、これ、どれくらいかやり続ければエンディングに影響しそうだな…」
と思って気になってしまうのが人間の性ですよね。。。
だからって、どれだけボタンを押し続けなければいけないと思います??
なんと、4時間です。
日頃から
「時間は有限」
「効率よく!」
と口酸っぱく言われている現代人に、これほどの苦行があるでしょうか?
4時間ボタンを押すだけ。
ね?意義、見失いそうでしょ??
しかも、プレイ中は、あとどれくらいやれば良いのか、わからないまま続けるわけですからね。
この「いつまで続ければ良いのか、続ける意味があるのもわからない作業をただただ続ける」ということに対してモチベーションを保てるなら、
他のどんな勉強も、どんな仕事も、よっぽど意義があって、楽しめる要素があると思いませんか??
現実世界でも「あえて」
ゲームの世界では、人助けやお金がかかることなど、その時点では得なことなんてない…という選択を選んだ方が、
後々になって良いことに繋がってたりするんですよね。
日本神話でいうと、大国主が因幡の白兎を助ける話とか。それに似てます。
いえ、繋がらなかったとしても良いんです。
その時点で、
「ちょっと大変そうだけどやってみるか!」
と思えると、ぐんと、世界は広がります。
その行動が、世のため人のためになるかどうか分からないことも、もしかしたら間違ってしまうこともあるかも知れないけれど、
やらずに後悔するよりも、やって反省した方が、めっちゃくちゃこの世界を堪能できる感じがしませんか??
例えばロマンシング・サガ2の武器開発への投資とか、投資した矢先にめちゃくちゃ強い武器拾ったりするんですよ。笑
あの80万ムダやったやん〜!とおもいながらも、なんか楽しい。
そういう「この世界を楽しむぞ!」「堪能するぞ!」って心意気で、この現実世界も生きた方が良くないです??
というわけで、
こんなめんどくさいこともやり切れる自分を褒めてあげたくなるゲームの紹介と、
めんどくさいことへのチャレンジも、ドドドMになって楽しめたら最高じゃないか、という提案でした〜!
ではではまた〜!!