【知ったかぶり】有名すぎて見てない人必見!にわかが疑問点をまとめてみた【スターウォーズ】
どもー!アリーです。
ふとしたタイミングで「当然、内容を知ってるよね?」って前提で、話を振られることって、ありません??
オタクというものは、基本的に情報量は多い生活をしているので、ある程度のことは「知ったかぶり」で乗り越えられるものですが、
逆に「これはオタクとしてどうなんだろう」という葛藤もあります。
「キャラの名前知ってるけど、ストーリーは知らない」
「そのキャラの名言、ネットとかでよく使われてるの見るぞ」
そんな、2次情報、3次情報だけで生きていてはいけないのではないか?1次情報(作品自体)を鑑賞するべきでは…!?
そして、ついにこの日が来ました!
「知ったかぶりされがちなシリーズ」の大御所、誰もが知る「スターウォーズ」を見る日が…!!
今回は、エピソード1〜6をひと通り見て、知ったかぶりっぷりを磨いたので、ご報告します!
あ、もうみなさん、わたしよりストーリーご存知だと思いますので、めっちゃネタバレしていくスタイルです。気をつけて!
- 前提知識のレベルと3つの謎
- 見る順番…どうする?
- 【謎1】ルーク・スカイウォーカーと、アナキン・スカイウォーカー
- 【謎2】君は誰のヒロインなんだね?
- 【謎3】アナキンがダース・ベイダーになるまで
- 知ったかぶりレベルアップ!
前提知識のレベルと3つの謎
中途半端に知っているから、抜け落ちてる部分がすごくて、今回はそこの知識を補強するために見たと言っても過言ではありません。
【謎1】ルーク・スカイウォーカーと、アナキン・スカイウォーカー、どっちがどっち(エピソード1〜3 or 4〜6)??
【謎2】ヒロインって、クイーンアミダラとレイア姫で合ってる??
【謎3】ダース・ベイダーって、いい子だったのに怒りに負けてフォースの暗黒面に落ちたっていうけど、どれほどのことがあったの??
…と、知ってる単語の意味、そこに隠れたストーリーを発見する旅の始まりです。
見る順番…どうする?
ドリカムの「未来予想図Ⅱ」のように、「エピソード4」から公開されたスターウォーズ。
わたしのような後発組の楽しみ方として、「エピソード1」から時系列で楽しむことができるという利点があります、が。
それをした友人に「エピソード3と4のVFX技術の差が気になって物語に入り込めなくなる可能性があるから、やめておきなさい」と忠告を受けたので、
素直に公開順に鑑賞することにしました!
【謎1】ルーク・スカイウォーカーと、アナキン・スカイウォーカー
ずばり、
- 父:アナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベイダー)
- 子:ルーク・スカイウォーカー
です!
あ、みなさんご存知でしたよね!
シリーズ4~6のとき、ダース・ベイダーを演じていたのはおじいちゃんでしたが、計算したら年齢が合わないということで、DVD&Blu-ray版では、シリーズ6の最後にある「アナキンの若い時の素顔」が出るシーンでは、シリーズ1~3を演じたイケメンの顔に差し替えたということです。アンパンマンかな?
シリーズ6見たときに、「えっ?ちゃんとシリーズ1~3の人の顔になってる??」とは思ったものの、自然すぎて「アナキンの顔に似てる人をオーディションしたの???」とかも考えました。いや、VFX技術すごい。
【謎2】君は誰のヒロインなんだね?
シリーズ4~6のヒロインポジといえば、レイア姫くらいしかいません。
が、しかしこの姫…とんでもなくわかりやすい、面白みのないツンデレでございます。ルーク(主人公)とハン・ソロの間で揺れる…と見せかけて、ルークはただの当て馬状態です。
まぁ、それもそのはず。ルークとレイア姫って、双子の兄妹だったんですよね。
だけど、レイア姫は、ルークにがっつりキスしたりしてます。ま、これもハンソロに妬かせるためなんですけどね。
そのシーンのときはまだ「三角関係っぽくしようとしてるのかな~(ほんとはハンソロ好きってバレバレやけど。ルークかわいそ…)」って思っただけでしたが、
兄妹ってわかってから見ると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の、若い時のママがタイムスリップしてきた自分の息子に惚れてキスして「なんだか弟とキスしてるみたい…」って言ってた場面を思い出しますね。
そして、シリーズ1~3のクイーン・アミダラはといえば、紛うことなき、ヒロインです。
アミダラさんは、アナキンにとって姉さん女房なところがちょっと萌えポイントです。
アミダラさんのお楽しみポイントは、シリーズ1で「影武者?本物?どっちかなクイズ」を開催できることですね。女王なので、影武者さんがいるんですが、この影武者の完成度がすごい。
左:ナタリー・ポートマン 右:キーラ・ナイトレイ
「レオン」「ブラック・スワン」で有名なナタリー・ポートマンの影武者を、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で有名なキーラ・ナイトレイが演じているんですが、ほんとに似てる。
元々似過ぎてるし、アミダラのメイクは変やし、侍女の衣装で見分けやすい眉は隠れてるし、、、なので、顔で見分けようとしてはいけません。ストーリーの内容とか、このシーンをわざわざ入れる意味とかで判断する必要があります。
【謎3】アナキンがダース・ベイダーになるまで
シリーズ1で、ジェダイを助けるために危険なレースに挑もうとするアナキンが、反対する母に「人を助けるために、自分がやれることしなさいってお母さんいつも言ってたじゃない。あれ嘘なの?」と説得する場面があります。
そう、こんな、ほんっとに良い子のアナキンが、このあとダース・ベイダーになるということ…それを知りながら、シリーズ1~3を見るというのは、もはや苦行です。
でも、だからこそ!なぜダース・ベイダーになってしまったのかが知りたい。そんな思いでなんとか見たシリーズ1~3。
始まりは、ジェダイの能力で、愛するアミダラが死ぬ未来を知ってしまったこと。
ジェダイの教えとしては、「死にゆくものは、自然に還ってフォースの一部になるんだから、悲しまなくていい」というものなのですが、
それじゃ納得できないアナキンくん。
ジェダイの教え自体にも反抗的になっていきます。
そんなとき、アナキンくんの能力の高さを知っているシス(ジェダイと使える能力はほぼ同じだけど利己的)が、甘言を囁きます。
「シスの仲間になったら、不死に関する情報あげるよ~??」
アミダラを助けたい一心で、シスにすがるアナキンくん。
シスはジェダイのネガキャンをするので、どんどんジェダイを信じられなくなるアナキンくん。
そのうち、ジェダイの教えに反する行動(武器を持たない相手を殺す)ことをしてしまい、罪悪感に押しつぶされ、シスとして生きることを決意します。
そして、アミダラを迎えにいくのですが、最愛のアミダラさんに
「あなたは私が好きになったアナキンじゃない!!」
とフラれてしまいます。
完全な、精神の崩壊です。その後、かつて仲間であり師匠であったジェダイと戦い、ボッコボコにやられたところをシスが助け、あのダース・ベイダーのマスクなしでは生きられない体になってしまったのでした。。。
愛する人の死を受け入れる覚悟をして最後のときまで大切に過ごすことと、愛する人の生のためにどんなことでもする覚悟をするのと…
どちらがより愛が強いか、深いか、とか考えされられますよね。
「アナ雪」で、王子と結婚することになったアナのところにやってきたクリストフに対して、オラフが「アナを想って身を引くのと、アナを想って会いにくるのと、、、どっちがアナのことを好きってことなんだろう??」みたいな独り言いってたのと、根っこの部分ではリンクしてるような、、気も、しなくもない。違う気がしてきた。
知ったかぶりレベルアップ!
以上、ヨーダとかC-3POとかR2-D2などの萌えキャラには一切触れずお送りしました。
見れば見るほど語りたくなるポイントが増えていく、切り口を変えればいくらでも話題になる…そんな、名作の底力をまざまざと見せつけられる、さすがのシリーズでございますね!
当初、シリーズ9で終わると言われていたスタウォーズシリーズ、まだまだ続くこともわかりましたし、今後も目が離せませんね!
ここまで読んでくれてた、ジェダイのように心の広いあなたに感謝を!
では、また~!!^^
【旧作100円】ネズミ講っぽい、なんておもっててすみません。本当の「恩返し」は「恩送り」と知る!【ペイ・フォワード】
ども!アリーです。
「名前は知ってるけど、実は見てない映画」って、みなさんありますよね??
今回はそんな映画のひとつ、「ペイ・フォワード 可能の王国」について書いていきたいと思います。
※シックス・センスにも出てた、ハーレイ・ジョエル・オスメントくんが主演です。
感動≒罪悪感
ホラーやスリラー好きのわたしは、基本的には「ドラマ」のジャンルを手にしません。
「ダメな子ががんばって、苦難を乗り越える!」からの「わたしもがんばろう!」の流れ。鉄板すぎる…!
下手をすると、主人公のがんばってる姿を見せられることで、自分の中でうっすら気づいている「がんばってないこと」を責められているような気分になることさえ…!なんという危険なジャンルでしょう!
そう、わたしの大好きなオタキングこと岡田斗司夫さんは言いました。「人は罪悪感があるから感動する」と。
※たくさんの情報が彼というフィルターを通ることで、独自の理論としてまとめられるのです
つまり、「あなたはがんばっていてすごい。わたしはあなたほどがんばっていなくてごめんなさい」という罪悪感を涙で洗い流してチャラにしようとしていると。うっ、身に覚えが、、、
それでも、色んな方面から「ペイ・フォワードは、やっぱり面白い」という話を聞くと、やっぱり観てみたくなってきます。
「これだけ時間が経ってもまだ話題に上がるということは、単純に感動するだけの話じゃないだろう」というわけで、十数年前の映画をレンタルするに至ったわけです。
「これから罪悪感に苛まれる」と知りながら、それでも自分の知らない世界を知りたくてレンタルする…
その瞬間から、もうすでに「がんばる」の第一歩を踏み出せてる気がします。良作の力、恐るべし。
善意をシステム化
まず最初に気になるのが、「ペイ・フォワード」って何なのか、ですよね。
社会科の授業で「世界を変える方法を考えて実践すること」という課題が出て、それで主人公のトレバーくんが思いついたのが、これ。
※マルチレベルマーケティング(MLM)の説明で見たことあるやつ
自分が3人に良いことをする
↓
その3人もそれぞれ3人に良いことをする
↓
その9人もそれぞれ3人に…
そうしたら、たーっくさんの人が「誰かのため」を思って行動するようになる!というシステムを考えました。
しかも、ここでいう「良いこと」は、ちょっとしたものじゃなく「自分の身を削るような献身で、相手の人生を変えるほどのこと」じゃないといけない、というハードルの高さ。ひぇえ…
※はっ!ここにも自分の身(物理)を捧げている人が…
できることからやってみよう
トレバーくんは、早速このシステムの実践を始めます。考えて終わりじゃなく、すぐ行動に移す。見習いたいポイントです。
1人目に選ばれたのは、見ず知らずのホームレスのお兄さん(しかもヤク中)。貯金してたお小遣いも、ご飯もシャワーも、与えて与えて与えまくり、更生の手助けをするのです。
さて、ここでわたしの中に疑問が生まれます。
「あれ?一番近くにいて、助けが必要そうなお母さん(アル中)じゃなく、他人を助けるんだ?」と。
しかし、よくよく考えてみれば、当然な気もしてきます。
トレバーくんにとってお母さんは「すでに攻略を諦めた無理ゲー」なんですよね。
今まで自分が何を言っても、どうやっても「お酒をやめられないし、たまに嘘もつくお母さん」は変わらなかった。
だから、新しいゲームを始めるような気持ちで「ペイ・フォワード」を実践したんじゃないかと思うんです。
意識高い系トレバーくんと厭世的シモネット先生
しかし、トレバーくんの手助けも虚しく、1人目のお兄さんは再度薬物に手を染めてしまいます。
それを知ったトレバーくんは、「失敗だ!」と憤りながらも、すぐに2人目を助けるための行動を始めます。
1度の失敗であきらめない!とても大切なことですよね。
※はい、ぜったい来ると思ったでしょ?
しかし、その後、2人目も3人目も失敗してしまい、打ちひしがれるトレバーくん。
課題を出した社会科のシモネット先生は「どんな方法があるか考え、実践することに意味がある。君は良くやったよ」と伝えますが、
「それじゃあ意味がない。ちゃんと次に続かないと」ときっぱり言い切るトレバーくん。
確かに「挑戦を始めること」自体に大きな意味があると思うんですが、「それを続けること」そして「結果を出すこと」も、決して諦めちゃいけないですよね。
シモネット先生の中にある「世界を変えることはできない」という前提は、トレバーくんのお母さんにも「できないって思ってることをやらせるの?」と指摘されてます。
この、「できないと思うのか」「できると信じるのか」の前提の違いが、トレバーくんとお母さんの関係にも大きく関係してきます。
ラブロマンスと親子関係
実は、手助けターゲットの2人目にシモネット先生を選んでいたトレバーくん。
なんの迷いもなく、先生とお母さんをくっつけようとします。
えっ?お母さんとくっつくことが、先生にとって「人生が変わるくらい良いこと」って思ったんだ!?とビックリしなくもないですが、この辺りのトレバーくんの奮闘っぷりがめちゃ愛らしいので、良しとしましょう。
上手く感情を表現できない先生と、感情を露わにしすぎるお母さん。確かに、デコボコすぎて逆にお似合いなパターンなんですが、それにしてもすれ違っててじれったい〜〜!!
※見てください、この距離感
あるとき、トレバーくんに「お酒をやめてないこと」「嘘をつくこと」について言及されたお母さんは、感情に任せてトレバーくんを平手打ちしてしまいます。しばらく経って、謝るためにトレバーくんの部屋に行くと、もぬけの殻。
車もないし、行くあての見当もつかないお母さんは、先生に助けを求めます。
先生の機転のおかげで、トレバーくんは無事見つかりました。お母さんはまず打ったことを謝り、今までの自分を省みて、
その上でトレバーくんに「お母さんはできるよ」って信じて欲しいと伝えます。
「どうせできないでしょ」と言われて、なにくそ!と頑張れる人もいますが、
やっぱり「あなたならできるよ!」って信じてくれる人がいるって、とても心強いし、裏切りたくないから頑張っちゃいますよね〜。
そうやって頑張ってるうちに「わたし、ほんとにできちゃうんじゃない?」って思えてくる、という正のスパイラルに入れるんじゃなかろうか。
ライバルの登場!
お母さんとシモネット先生が良い感じにまとまりかけたそのとき、元旦那さん(アル中)が出てきてしまいます。ちょっと邪魔しないで〜!?
しかし、その旦那さんがまさかの超有名バンド「ボン・ジョヴィ」のボーカル「ジョン・ボン・ジョヴィ」!
※出てきた瞬間「え、なんかイケメン出てきた」ってビックリした
トレバーのお母さんは、この元旦那に「もう一度一緒に住んで父親らしいことをするチャンス」を与えるんですね。
シモネット先生派のわたし(この映画見てる9割の人はこの派閥だと思います笑)としては気が気じゃありません。
そして、この一連のライバル騒動の中で、先生が厭世的になってしまった原因である、過去のトラウマが明らかになります。
先生のお父さんもアル中で、その度を越したDVと、それによって満足感を得る人間性に対して、とてつもない恐怖を感じていたというのです。
先生は、トレバーと自分を重ねてしまい、「父親といることが幸せとは限らない」と考えているのです。
そしてもちろん、元旦那は予想通りのダメ男でした。笑
お母さんがトレバーくんに「選択ミスしちゃった」とこぼすと、
すかさず「失敗することもあるよ」とはにかんで答えるトレバーくん。カッコよすぎか。
恩送りに見合う「良いこと」とは
そんなラブロマンスの影で、実はしっかり次に繋がっていた「恩送り」。
トレバーくんの作ったムーブメント、最後には本当に大きなものになっていきます。
その軌跡を明らかにしてくれるのが、映画の冒頭で出てくる、見ず知らずの人にほぼ新品の高級車をもらった記者さんです。
※田舎の道は軽トラが一番です。
記者さんは「えっ?なんでくれるんだ?タダで??何なんだ?爆弾でも仕掛けてあるのか??」って疑心暗鬼。そりゃそーだ。笑
その見ず知らずの人の立ち振る舞いも「あれ?わたしスリラー映画借りたんだっけ?」と思うくらいに怪しいですからね。
「困ってるからあげただけだよ」って、そのまま去っていこうとする見ず知らずの人に、記者さんは食らいついて聞くんですよ。
「なんでくれるんですか!?!!?」って。
めちゃくちゃしつこく聞いたら、やっと教えてくれるんですね。「ペイ・フォワード」について。
これ、なるほどな、と思ったんです。
ちょっとした優しさだったら、してもらった方は「ありがとう」で終わるけど
とんでもない献身を受けたら「なんでそんなにしてくれるんですか?」って理由を聞いちゃう。
つまり、そう聞かれるくらいのことをしないと、「ペイ・フォワード」の良いことにはカウントされない、ってことなんですよね。
※たまに「いやいや本当に良いよ良いよ」と譲り合って1つ席空いちゃうのとか微笑ましいよね!
ちょっと良いことしてもらったとき、相手が「じゃ、あなたも同じように3人に良いことしてね」って言ってきたら、「え?なんのスピリチュアル団体??むしろ新手の呪い??」ってなりますよね、確実に。
そうじゃなく、聞かれたら答える、それでやっと1人。ど、どれだけのことをすれば良いんだ…!!
考えるな、感じるな、勇気出せ
「良いこと」のレベルの高さに打ちひしがれそうになりましたが、別に自分の何かを犠牲にしろとは言っていないんですよね。
「素直になれない」
「恥ずかしい」
「怖い」
「間違ってるかも」
「もったいない」
「めんどくさい」
そんな感情を乗り越えて、
「目の前の人のために、自分ができる最大限のことをする」
それが「ペイ・フォワード」なんじゃないかと思ってます。
善意の行動に感情は要らないって考えると、ちょっと面白いですよね。
※とか言ってないで、YOUやっちゃいなよ
しかも、映画の中の人物は助ける相手を「好きか嫌いか」「助ける価値があるかどうか」じゃなく、「目の前にいる人のために、できることがあったからした」って感じなのが、また素敵なんですよね〜。
今度、何か良いことをしようとしたとき、それを止めようとする感情に出逢ったら「ペイ・フォワード」のこと、思い出してがんばれますように〜!
ではでは、また〜!
【スマホアプリ】ずぼらさんにこそおすすめのリマインダー活用術!「やるべきこと」に縛られすぎないための使い方【リマインダー】
どもー!アリーです。
春ですね!
新生活真っ只中のあなたも、そうでもないあなたも、何か新しいことを始めたいという気分になっているのではないでしょうか?
そんな気分を、気分で終わらせるのはもったいない。
せっかくなので、この機会に「お手軽にかつ効果的に、これからの生活を充実させるための第一歩」を踏み出しましょう!
そう、、、、今こそ、ずぼらの味方「リマインダー」を使うときが来たのですっ…!!
影の薄いアプリ
みなさん、リマインダーって使ってますか。
わたしの周りの統計的には(狭い)、使ってない人がとても多いんですよね。
新しいことを始めるのって敷居が高く感じるかも知れませんが、人間は慣れる生き物です。
リマインダーで「やるべきこと」をリスト化することで、「何をしなきゃいけないのか」を気にすることはなくなり、「いつならできるか」が管理できて、「これだけできた」と目に見えるから達成感も味わえる。
え?控えめにいって最高じゃない??
さぁまずは、アプリストアで「リマインダー」を検索して、インストールしてください。
iPhoneを使ってる方なら、プリインストールで入ってるので、一度は目にしたことがあるはず。わたしが使ってるのもコレです。
※センターに鎮座する彼ね
Androidの方も、アプリはすぐ見つかると思いますので、ご安心を!アプリは見た目の好みで決めてしまっても良いと思います。
大事なのは、機能ではなく使い方ですから。
タイミングを逃さない
さて、その肝心の使い方とは、つまり「リマインダーに登録するタイミングを逃さないこと」です。
具体的に言うと
「あ、〇〇しなきゃ」
と思ったタイミングで、
- すぐに
- 期限をつけて
リマインダーに登録することです。
そう、メモとの大きな違いは「期限をつけられる」ことです。これで、自分を鼓舞することができます。ゲーマー視点で言えば、それはもう「クエストを依頼された」ということ。クリアせずにはいられません。
※20年以上前の神ゲーム「マリーのアトリエ」で期限を守る大切さを教えられました(スマホに移植されたようです)
そして、リマインダーに登録してしまえば、多少忘れてしまってもいいのです。
本当は今すぐにしてしまいたい
綺麗好きで有名な坂上忍さんは「掃除は気づいたときにやるのが一番早い」とおっしゃってましたが、まさにその通りだと思います。
でも、お出かけ前に洗面所の鏡の前で身だしなみの最終チェックをしているときに、ふと「あ、そういえばこの排水溝、そろそろ掃除しなきゃ」と思ったとします。
やり始めたら2,3分で終わる掃除ですが、もう家を出ないと電車に遅れるというときに始めるのは賢い方法とは言えないでしょう。
(それでも気になってやってしまって、あとで駅までダッシュする羽目になったお間抜けはわたしです。息は切れるし顔はテカるし、やっぱりオススメしません)
そう、こんな時こそ「リマインダー」の出番です。
※iPhoneのリマインダーの場合、右の「!」から時間などの詳細設定ができます
リマインダー登録の所要時間は、操作に慣れれば10〜30秒程度かと!
あとはリマインダーさんが、指定した時間に「ピコンッ!(排水溝のお掃除の時間でございます)」と優秀な執事のように教えてくれます。
※脳内でリマインダーを「バットマン」シリーズの執事さんに擬人化するとはかどる
応用編「繰り返し」
生活の一部なんだけど、地味に忘れがちなこと、、、
例えばクレジットの引き落とし口座への振替や、紙ゴミの回収日など、月に1回程度のものや
加湿器のフィルター掃除などの2週間に1回程度のもの
そういった予定も、リマインダーに登録して「1ヶ月ごと」「2週間ごと」に繰り返すよう設定することができます。
iPhoneのリマインダーで確認してある限り、
- 毎日
- 〇日ごと
- 毎週〇曜日(〇曜日と△曜日など複数も可)
- 〇週間ごと
- 毎月〇日(〇日と△日など複数も可)
- 毎月末(月に合わせて28〜31日)
- 〇ヶ月ごと
- 〇年ごと
など多彩な設定が可能なので、ぜひぜひ使ってみて下さい。
※リマインダーさんは、イヤな顔など一切せず何度でも同じことを教えてくれます
応用編「日々のルーティン」
ラジオ体操や読書やマインドフルネスなど、日々の忙しさに追われていても、自分を整えるためにやっておきたい「決まりきった行動」。
もうすでに、寝る前の歯磨きくらい身に染み付いていれば、わざわざリマインダーにすることもないのですが、
もし、「今日は疲れたから」とか「今は気分じゃないから」なんて言ってやめたり後回しにしたりすることがあるなら、ぜひリマインダーに登録してみて下さい。
人間とは不思議なもので、ネットを1時間見るのは苦にならないのに、3分足らずのラジオ体操はめんどくさく感じたりするんですよね。(わたしです)
でも、リマインダーにリストとして載っていると、やっぱり「はい、やりました」って消し込みたくなるじゃないですか?
なので「はぁ〜しょうがないやるか〜」くらいの気持ちで、まずは立ち上がって欲しいのです。
このときのポイントとしては「やり切らなくても、やり始めたらOK」と思って始めることです。
ラジオ体操の最初の「♬背伸びの運動〜」だけやって達成、で良いんです。
そのあとは、続けても切り上げてもOK。これで十分、脳的には「やればできる自分」と刷り込まれて、成功体験として積み重なり、セルフイメージが上がり、さらに前向きに生きていけるという寸法です。
リマインダーで「今」に集中できる
「あれもやらなきゃ」
「他に何しなきゃいけないんだっけ」
そんなことで脳の容量を使わずに
「あれはこの日にする」
「しなきゃいけないことは全部分かってる」
という気持ちで、目の前のことに全力で取り組むためのツールとして、ぜひぜひリマインダーを活用して下さいね!
ではでは、また〜!
【体験記】わたしはディズニーよりUSJが好きだな、って思いました。(作文)
どもー!アリーです!
「どうせしょぼいんでしょ?期待外れなんでしょ??」と思いながらも、手を出してしまう…そんなこと、ありますよね?
今回わたしが手を出してしまったもの…それは、「ファイナルファンタジーXRライド」。
※ツンツン頭の金髪がクラウド、ロングヘア―の銀髪がセフィロスです。ちなみにわたしはセフィロス派。
USJのクールジャパン企画で登場した、VRつけてジェットコースター乗って、クラウドとセフィロス(ファイナルファンタジーⅦのキャラクター)に逢いに行ける…そんな夢のような乗り物です。
ただね、乗ったら乗ったで一瞬のもの。クオリティもきっと「なんだこんなもんか」で終わるだろうと、冷めた目で見ていました。
「高い入場料払ってまで、長い時間待ってまで行かないわ、そんなの」とか言っちゃってね。
でもね、やっぱね、、、、、気になってた(素直)。
そんなこと思っていたら、天の思し召しか、わたしよりもオタクレベルの高い友人と行くことになりました。運命ってこういうこと、なの…!?(違います)
そして運命の日。
入園して早々、友人が「せっかく来たから頭にリボン着けたい。でも一人で着けるのイヤやし、あたしがあんたの分も出すから一緒に着けよう」というので、お言葉に甘えて、セーラーマーズのリボンを買ってもらいました。(友人はセーラーヴィーナス)
さすがオタクは経済を良く回しますね。(褒め言葉)
三十路女ふたりで、キティちゃんもびっくりのリボンを頭に付けて、やる気満々。ここから園を去るまで、行く先々で「素敵なリボンですね」「月に代わっておしおきするんですね?」攻撃を浴びせられることになります。
最初に体験した「モンスターハンター」のアトラクションでは、頭の上のリボンのハイテンションさと、まだ恥が捨てきれていない心が一致していない状態だったので、かっこいいポーズを決めきれないままアトラクションが終わってしまうという失態を犯してしまいました。
せっかくモンスターハンターワールドのゲームも最近始めて、もっと楽しめたはずなのに!わたしのバカ!!この恥ずかしがり屋野郎!
と反省しつつ、早速本命の「ファイナルファンタジー XRライド」へ!
モグの可愛さに悶絶しながら、クラウドとセフィロスに逢える、あわよくば話しかけられるんじゃ…!?なんて期待を胸に列を進みます。
途中の映像で、あれはFFいくつの場面だ!とか、あの青いコンフィグウィンドウ懐かしい!なんてはしゃぎながら、ついにその時が…!
結果ね。
すっごい興奮して、満足した。
鉄巨人(敵キャラ)に襲われただけで、モルボル(敵キャラ)に臭い息(このキャラ特有の状態異常になるやっかいな攻撃)を浴びせられただけで、まるで長年追いかけてきたアイドルの握手会に来たような興奮を覚えました。
そして、15年ほど前にゲームの世界で見た世界が目の前に…!!
ミッドガル(ゲーム内の都市の名前)から出るときに通ったハイウェイを、わたしも走っている…!!!!
欲を言えば、ずっと目の前で戦っているだけだったクラウドとセフィロスに話しかけて欲しかったけど、いやもう大丈夫、十分にお腹いっぱいです。世界最高をお届けされました。(合掌)
そうしてもうひとつ、わたしたちにはやるべきことがありました。
それは、コナンのリアル脱出ゲームをクリアすること。
これも、友人が「どうしてもやりたいから、わたしがチケット代(脱出ゲームは入場券とは別のチケットが必要)出すし、やろう」と誘ってきました。
さすがオタクは経済を良く回しますね。(2度目)
わたくし実は、以前やっていたバイオハザードの脱出ゲーム、クリアできたんですよね。(えっへん)
だから今回も良いところまで行けるんじゃないかとやってみたんですが、、、結果ね!
ぜーんぜん時間足りなかった!!!笑
ほんとは4人一組が定番なんですが、わたしたちの前後が中国人だったりで、友人と二人だけでやれたのは楽しかった♡(確定で1組2人で挑戦したい場合、少し高いチケットを購入する必要があるので、これはめちゃくちゃラッキーでした)
組決めするスタッフのお姉さんが、「うーんどうしよう、うーん、、、かなり後ろの方に、2人組の方がいらっしゃるんですけど、、だいぶ年齢層も違うし、、、、うーん、、、、ちょっと待ってくださいね!」って悩んで、他のスタッフさんに相談しつつわたしたち2人だけで組を作ってくれました。お姉さんありがとう!
※オタク界でとてつもない人気という噂はかねがね伺っている安室さん。(写真右)
わたし、コナンはあんまり見てないんですが、安室さんが人気なのは知っていたので、たぶんめっちゃ出てくるんだろうな~とは思ってたんですが、
まさかの実写だった。
眠りの小五郎の動きも、蘭姉ちゃんのツノも実写で再現されてた。
最初は友人と「まさかのwwww実写wwwww」とか言ってたのに、軽やかにジャンプしてステージに上がり、悪者をスマートにやっつけた時点で、友人と二人で「安室さん…カッコイイ…♡」ってなってた。USJ、、、恐ろしい子!
そして、リボンもつけてるのに行かないわけにはいかない、「セーラームーン」。
ひとつ気づいたんだけどね、セーラームーングッズの絵がね。わたしたちが子供の時の絵柄を採用してるの。今の、現行のセーラームーンじゃないの。
※←昔:現在→
完全に、三十路世代の財布を狙ってるな、と確信しました。(そして狙い通りに頭にリボンをつけている人間がココに)
肝心のアトラクションも、めっちゃ良かった!3Dメガネかけて映像見る系なんですが、妖魔の攻撃が迫ってきたとき、体が無意識に避けたよね~www
昔のマリオカートでカーブのとき体曲げちゃう的なやーつ。
タキシード仮面様の役に立たなさ具合と、横にいた今どきのおしゃれ大学生(♂)が返信シーンの時にスカートの中身が見えそうな瞬間「うぉぉ♡♡」って叫んでたのが印象的でした。
そうして、クールジャパン企画ものを制覇したわたしたち、、、閉園までの残り少ない時間をめいっぱい楽しもうとしました。
そうしてたどり着いたのが、キッズエリア。
周りには小さい子供連れのお父さんお母さんしかいない中、そこにいる誰よりもアトラクションを楽しむ三十路2人(頭にはでっかいリボン)。
ついには、アトラクションのお兄さんに
「ついにココ(キッズエリアの中でもすごくしょーもないアトラクション)までたどり着いてしまったんですね…」
と菩薩のような顔で話しかけられる始末。
でもね、ここに【わたしがUSJを好きな理由】があるんです。
客をイジる、この精神。友達かよ、っていうノリ。
ディズニーにはない、この感じが心地よいのです。笑
ディズニーはほんとにコンセプトがしっかりしてて、一体感があって、悪いところがない。キャストのみなさんも、絶対夢のあることしか、美しいことしか言わない。
でもその完璧さが、わたしのようなひねくれ者には、逆に人間味がなく、ロボット的に見えるときがあるんです。少し物足りなく感じると言いますか。
とか言いつつ、明日「モアナと伝説の海」を見ようとしているほど、好きなんですけど。「魔法にかけられて」も「アナと雪の女王」もDVD、Blu-ray持ってるくらい好きなんですけど。笑
USJって、「ごちゃまぜすぎw」「コンセプトなさすぎww」って突っ込まれることも多いけど、そういうところが愛おしく思えてしまうんですよね。笑
そんな感じで、弄られてより一層なにかが吹っ切れて楽しくなっちゃったわたしたちは無事キッズエリアのアトラクションを制覇して、入場ゲートを目指して帰っていたんですが、、、
そこに、「キティに逢える」というアトラクションを見つけてしまいました。
最後の最後に、メインキャラクターの一人であるキティちゃんに逢えるって素敵じゃない!?リボンお揃いだしね~!なんて軽い気持ちで入っていったら、、、、
キティのアイドルさにやられた。
あのね、キティね、しゃべれるんだよ。
最初はね、録音流してると思ってたんだけどね、リアルタイムでしゃべってる。
「わぁ~リボンお揃いだね♡」って。
ボイスチェンジャーで、コナン君もびっくりのクオリティ(それは言い過ぎ)で、キティちゃんの中の人・林原めぐみさん(かの有名なヱヴァンゲリヲンの綾波レイの声とかやってる人)に近づけた声が、お顔の辺りから聞こえるの。
でね、帰り際には、扉まで見送ってくれて、投げキッスまでしてくれるの。
友人はその投げキッスを見逃してたから、「キティちゃんが、わたしにだけ投げキッスしてくれた。。(・∀・)ニヤニヤ」ってゆってたら、見かねたキティちゃんが、友人にも投げキッス(しかもめっちゃゆっくりじっくりなスピードで)してあげてた。かわいいかよ。。。
そのあとは、再び入場ゲート目指して歩き出しても、しばらくはふたりして「キティまじアイドル…」って呪文のように唱えることしかできなかった。それくらいアイドルだった。
入場ゲートに近い、大きな通りの角まで来たら、数人のスタッフさんたちがお見送りに手を振ってくれてたので、もうこの1日で染みついてしまった習性で何も考えずに振り返してたら、
なんか、一人のスタッフさんが手を振りながら走り寄ってきた!
「んえ!?なんだ!?」ってなってたら、
「あの、コナンで、お二人の組を決めたの、わたしなんでけど、、覚えてますー??」って。
友達かよ!って。笑
いや、覚えてましたけどね!めっちゃ悩んでくれてたから!笑
スタッフさん「どうでした、脱出ゲーム??^^」
私「いやぁ、難しかった…でもあと30分あればイケましたね」
友人「それ、誰でもイケるやろ!笑」
私「てゆうか、安室さんめっちゃカッコ良かったです。最初、実写!?wとか思ったのに、すっごい軽やかにジャンプするから、、、」
スタッフさん「ね!安室さん、カッコいいですよね~!^^」
友人「あと、蘭姉ちゃんもカッコ良かったです」※コナン君につられてこう呼んでしまうオタク心。
とか、世間話しちゃうよね。じゃーまた来てくださいね!はーい、またねー!って、さよならして。うん、これ友達やね。
てゆうか、、、何万人も見てるでしょうに、三十路のリボン二人組は相当印象が強かったようです。。。いや、お恥ずかしい。(とか言いつつ、もう開き直ってるから恥ずかしくない)
楽しければ良いってことはないけど、なんでもやって楽しもう&楽しませようとする貪欲さと、そこかしこに見える人間味と現実味溢れる世界観は、じゅうぶんなクオリティのエンターテインメントなんじゃなかろうか、と思える素敵USJ体験のお話でした!
シャイな日本人の殻を破りに行くには、とってもいい場所ですよ!笑
では、また~!
【マンガみたいな人生】わたしの人生の教科書と、学んだ教訓を語る。
ども、アリーです!
こないだTSUTAYAが「マンガレンタル30冊で1200円!」というキャンペーンやってたので、がっつり借りました!
え?そんなに多くない??いやそれが、わたくし、読むのがとっても遅いんですね。
コマ割りからカメラワークと登場人物の立ち位置を考え、台詞はすべて脳内再生。しかも、「○○だ……………!!!!」とか溜めだらけの台詞があったら、三点リーダがいくつあるか数え、1つごとに1秒の間を入れる、とかしています。
ONE PIECEとか、だれがどんな動きしてるか考えてたら進まない進まない。1巻に1時間かかるんじゃないかっていう状態です。
あだち充なら、台詞が少なく画面もシンプルなので1巻20分くらいで読めますけどね!まぁその分、心の機微が動作や表情で表現されることが多いから、察する力が鍛えられる、気がします。
「四月は君の嘘」みたいに、クラシックの曲名とか出てきたら、それをYoutubeでかけながら読むわけです。いやもうマンガじゃなくアニメ借りて見れば良かったんじゃないかと思いました。
出てきた中で好きだったのは「ショパン/エチュードOp.25 第11番「木枯らし」CT26-37/園田高弘 - YouTube」です。ちょっと暗い曲調が良い。
映画を借りてきたら1.5倍速で見るクセに、マンガはこんな始末です。ちなみに、アニメは1.5倍速すると、台詞が聞き取れないことを「劇場版名探偵コナン 天空の難破船」で確認済みです。アニメのテンポの速さを肌で感じました。(ちなみにコナンは怪盗キッド目当てで見ました)
しかしですよ!?
読むのに時間がかかるということは、それだけ【マンガから得られる情報は多い】ということなんですよね。
得られるもの…それは、わたしたちの血(知)となり肉となるわけです!(上手い!座布団一枚!!)(肉はどうした)
わたしがマンガと初めて触れ合ったのは幼稚園のころで、文字も碌に読めなかったのに、いとこの家にあった「少女コミック」を見ては、そこで連載していた”戦うと服が破けていく少しエロいマンガ”「バトルガール藍」に夢中になり、女性の武器?を学びました。
同じ「少女コミック」で連載していた、北川みゆき先生の作品の数々で、
「いい女は赤いヒモパンを履くものだ」と学び、大人になってから実践し
「女の子はハンバーガーにかぶりつかずに男に一口サイズにちぎって食べさせてもらうもんだ」と学んだものの、自分でやってみたらレタス部分をちぎる難しさによりハンバーガーが潰れ、不可能だと知り
「痩せすぎで夜の営みの時に腰骨が当たって痛いからもっと太れ」とミルクティーを渡された女の子を見て「わたしにはその心配はないな」と安心?し
「友達のために怒れる女はいい女だ」という説を知り憧れるも、わたしにはその素質はないことを悟ったりと、とても勉強になりました。
※この画像の中にある漫画家さんの絵柄はすべて思い出せます。。。幼少期の記憶力ってすごい。
小学生になり、家に青年漫画が増えて、
「花田一路少年史」では、カタクリの花ことばを知り、
「サバイバル」では、エビが目に良いことを知り、目が悪かったわたしは、率先して食べるようになり、未だに好物のままです。また、いつ大地震が起きてもいいように、サバイバルナイフを携帯するようになりました。(このときたぶん小6)
※いざとなったらこうやって狩らないといけない…!と今も本気で思ってます。
中学生くらいになると、友達に借りて読むことも増えました。
そして、その時代に読んでいた「MAJOR」という野球漫画があるんですが、その中とあるエピソードがわたしに与えた影響は大きいです。
それは、「右投げのピッチャーのくせに、右肩に荷物をかけて持つなんて」とライバルに嫌味を言われるシーン。
当時ソフトボール部だったわたし、、、学校のセカンドバッグを右肩にかけていたんですね。
しかし、先のシーンを読んでから、左肩にかけるようになりました。
ただの、右投げ右打ちのライト(補欠)だったんですけどね。。。
未だにカバンなどの荷物は左で持つので、献血のときには「最初のチェックを左で、本番は右から抜いてください」って指定するくらいの徹底ぶりです。
習慣って恐ろしい。
※ちなみに、この絵では主人公は左投げに変わっているのですが、、、それがなぜかはマンガでご確認ください(ちょっと細かい理由忘れちゃいました)
さてさて、こんな風に、わたしの固定観念を築いたり築かなかったりした数々のマンガたち。あなたの中にも、幼いころに触れたエピソードで形作られた信念や習慣はありませんか?
それを少し思い出すと、【自分のルーツ、そしてそれによってできた自分のルールがわかる=自分のことがわかる】ってことだと思うんです。
幼いころに特に学ぼうと意識せず触れてきたものやエピソードの中に、今の自分につながるものは多いと思うんですが、現実世界の思い出は追体験できないので、もし読んでいたマンガなどあれば、もう一度読み返してみるのも面白いんじゃないでしょうか^^
ではでは、また~!
【旧作100円】遺伝子操作が当たり前のSFな世界にも逆境はある。そしてそれに立ち向かう方法もある!【ガタカ】
どもー!アリーです。
最近、「今まで見た映画リスト」を整理して、あいうえお順にしました。(今までは簡単にジャンルだけで分けてた)。
で、改めて数えてみたら、300ちょっとしか見てないことに…あれ、思った以上に少ないな!ってなりましたよ。
たぶん見たの忘れちゃった映画が結構あると思んですよね。特にB級ホラーとか。つい最近も、DVD借りて見始めたら、最初の映像1秒見ただけで「前に(しかもほんとにちょっと前に)借りて見たやつやーん!見たリストに入れ忘れてるやーん!」って驚愕しました。わたしの脳みそは鳥さんのよりちっちゃいのかもしれない。
そのリストとは別に、もう一つリストがありまして。ご想像に容易いと思いますが、「見たいと思ってる映画リスト」です。
(まぁ、ほんとのこと言うと、わたしはリスト化が大好きなので、他にも「今までしたゲームリスト」「今からしたいゲームリスト」「次に読むべきマンガとその巻数リスト」がありますよ!読んだマンガはちょっとほんとに思い出せないくらいあるからリスト化は断念しました。だって幼稚園のときからマンガと友達なんだもん…)
と、まぁ見たいと思ってる映画リストはあったものの
「え~今は恋愛映画って気分じゃないんですよね…」
とか
「これ、どんな内容なんだっけ?重たいの?軽いの?」
とか
なんだかんだ腰が重くなってしまってて、結局そのときの気分で見るのを(なんならジャケ買いならぬジャケ借りで)選んでしまってたんで、なかなか消化できてなかったんです。
で、これじゃあかん、と(いや別に誰も困らないしあかんことないんですけど)、最近はそのときの気分なんて無視して、悩むとかいう無駄なエネルギーを使わないよう、リストの上から探してあったら借りる方式を採用して、サクサク消化しております。
そして、最寄りのTSUTAYAでは探してもないな~と思っていた「ガタカ」、すっごい発音しにくくて、なかなか覚えられないタイトルの「ガタカ」。
この間、いつものTSUTAYAのSFコーナーでBlu-rayを見つけました。あれ?検索機で探した時にはなかったのにな?って思ってたら、わたくし、リストに「ダカタ」ってメモってました。ジャパネットになりかけてました。
ちなみに勝手な持論ですが、古い映画がBlu-rayで出てる=良作というイメージがあります。
逆境とは
さぁ、そのガタカ。遺伝子操作で優秀な子が選べる近未来が舞台のSF映画です。
主人公・ヴィンセント(イーサン・ホーク)は操作なしで生まれたその世界では珍しい「神の子」なんですが、生まれた瞬間に遺伝子検査されて、色んな障害が発症する可能性が高く、寿命も30歳まで、と判定されます。
そんな主人公が、宇宙飛行士になりたくて、法を犯します。
事故で半身不随になってしまった優秀な遺伝子を持つ人・ユージーン(ジュード・ロウ)に、血液とか尿とかを提供してもらって、試験や日々の検査をかいくぐっていくんです。
※主人公にあげるために、血液採取中のユージーン
で、ついに主人公は土星への飛行のメンバーに選ばれるまでに!
ただ、そこで問題が起こっていくわけです…!と、まぁ、その後のストーリー展開は各自楽しんでいただくとして。
ここでは、この映画から伝わってくる監督の思想とか、遺伝子操作ってどうなんだろうって答えのない話をさせて下さい。
わたくし、レンタルする良さは、
「早送りと巻き戻しと一時停止ができる」
「特典映像が見れる」
「買うより安い」
という3点だと思ってまして。
今回も特典映像を隅々まで見てたんですけども。
スタッフの1人が、監督について「逆境を甘受せず、立ち向かう人物像を描くのが上手い」みたいな話をしてたんですよ。(この映画は脚本も監督さんが書いてる)
まさに主人公はそのタイプで、見てて迷いがなくて清々しいんですが、もう一人の主人公とも言える、遺伝子提供係のユージーンがね、真逆なんです。わたし好みの、なんか影のある男なんです。目の下のクマも可愛い。
そりゃそうなんですよ。何させても優秀で、水泳で金メダル獲れちゃうの確実って人だったのに、今では部屋にこもって体液と体毛を採取して置いておくことで、主人公に養ってもらう的なポジションになっちゃってるから。
まぁ、だからと言って普段はほんとに飄々と楽しそうにしてるかんじなんですが、やっぱりなんかふとしたときに儚い雰囲気出てて、あれこの人、ちゃんとこの先も生きようって考えてる…??って不安にさせてくれます。いつもどことなくふわっと過ごしてる彼が、踏ん張るクライマックスのシーンが素敵です。そこからのラストでの行動については、正直あんまり納得いってないけどね!笑
強さと弱さと前進
で、最初の監督の話に戻るんですが、わたし最初は、「逆境は乗り越えられる!乗り越えられないのは、お前が弱いからだ!」っていうメッセージに見えてたんです。
でも、映画には、逆境をものともしない主人公と、優秀なのに欠点に苦しむヒロインと、恵まれてたのにくすぶってるユージーンという3人がいて、【何をもってして「逆境」なのか】っていうこと自体を考えされられたんですよね。
逆、っていうけど、どっちが順当かもわかんないっていうのが、一番つらいんじゃないか、って。
逆境に立ててるってことは、「自分がどこに進みたいか」「そのためには何が障害か」分かってるってことですもんね。
わたしが例えばスーパーモデルになりたいってなったら、まずは土俵に立つために、この映画の主人公みたいに足伸ばす手術しないといけない。アジア人だから枠も狭いかも知れない。それでもほんとにやりたかったらやるんだろうけど、そこまでしてやりたくないからやってない。
だから、「今、逆境に立たされてる」って思ってるあなた。その時点で、あなためっちゃかっこいいんです。素敵です。
でね、我が子が逆境に立たされないように、選択肢増やしてあげられるように、っていう親心が「遺伝子操作」だと思うんです。
でもね、ボクシングの村田諒太さんもね、インタビューで「僕にはボクシングしかないからやってきただけ」みたいなことを言っていて、ふと思ったんですよ。
何でもできすぎる人は、選択肢多くてどれに集中するか選ぶの大変っていうもんな~って。いやそんなこと言ってみたいけども。笑
所ジョージも美容室で渡されたおしゃれな雑誌で言ってたの。「制限があるから、工夫が生まれる」って。
それとね、映画の特典映像で、ラストに差し込もうとしてたけど、衝撃を与えすぎてしまうかもしれないから直前にやめた、っていう1分半の映像が入ってるんです。
それが「遺伝子操作されてたら生まれてなかった偉人たちまとめ」的な映像で、
リンカーンはマルファン症候群
ホーキング博士はALS
でも、みなさん、ほんとに素晴らしい功績を持ってる方々なわけで。障害ってなんなんだろうね、凡人なことも障害かな?っていうレベルですよ。(凡人だって生きてるんだ〜友達なんだ〜)
そんな諸々の情報を含めて、監督のメッセージを読み解くと【逆境を創意工夫でなんとか乗り越えてやろうぜ!】っていうことなんじゃないか?、っていうのが、わたしの見解です。
監督は、逆境乗り越えられないやつをバカにしてるんじゃなくて、乗り越えられるに決まってる!って信じてるんだ、という説。
そして、最後、ガタカ、英語で「GATTACA」の意味。
DNAの基本塩基であるguanine(グアニン)、adenine(アデニン)、thymine(チミン)、cytosine(シトシン)の頭文字である。
※Wikipediaより
で、映画のクレジットで「G」と「A」と「T」と「C」が強調されてるんだけど、見事にみんな、名前にどれか一文字は入ってるの。
わたしも、私自身の名前はもちろん、わたしの周りの家族・友人・知人も何人かやってみたけど、今のところ皆入ってるの。
遺伝子、名前にまで浸食してる!って感じがして、なんだかニヤニヤしました。笑
ア段が入ってる名前の多さがそうさせてるんだろうなぁとは、何となく気づいてますけども!でも、なんかリンクしてて面白い!
さてさて、あなたの名前に入っていても、入ってなくても、ここまで読んでくれたあなたの遺伝子の素敵さは変わりませんよ!
では、また~!!
【おすすめ傑作選】威厳と可愛さと儚さいっぱい!素敵な人生の歩み方を教えてくれる4人をご紹介【おじいちゃん編】
どもー!アリーです。
わたくし、昔からなぜか、おじいちゃんキャラに弱いです。
溢れ出る品性と、ちょっとした表情や動きに宿る愛嬌、そして【おばあちゃんにはない「儚さ」】。
そう、なぜに女性というのは、歳を取ってもなんだかエネルギッシュくらいエネルギッシュなんでしょうか。「わたしが応援しなくても、この人幸せにやってくだろうな」って気持ちになります。(え?わたしの周りの女性だけかしら??)
しかし、男性は歳を取るごとにある種の弱さが見えてきて、それがなんだか胸を締め付けるわけです。
才能がある、経験もある、過去には第一線で働いて大舞台の主役を張っていたであろう男性が、若い時とはまた違った役割に徹している、その姿にグッとくるんです。
さてさて、そんなわけで早速行ってみましょう!
1人目:アルフレッド・ペニーワース
まずは、バットマン「ダークナイト」シリーズのアルフレッド・ペニーワース(マイケル・ケイン)
※あ~~~~文句なしに可愛い~~~~~~~
わたくし、アメコミヒーローものは苦手なんですが、このダークナイトシリーズだけは、大好物でございます。
ヒーローがとっても暗い。お話も全体的にとっても重たい。トラウマな過去、大切な人との別れ、孤独な闘い、守りたい街から敵と見なされる切なさ。その中で、何を心の支えに、どんな希望をもってバットマンとしてがんばっているのか?深い、深いよ~~!!
と、そんなバットマンの数少ない理解者、とっても有能な執事さんのアルフレッド。代々ウェイン家に仕えるペニーワース家のご出身です。
※最後の数秒に注目。
バットマンのスーツの部品を発注するとき、バットマン用ってバレないように(あとはスペア用に?)ってことで、「では、1万個ほど発注しておきましょう」とかやっちゃうワイルドさも持ち合わせています。(これ、スペア用だとしたら、とんだスパルタ執事です。どんだけ戦わせる気?w)
しかもさっき改めて調べたら、過去には母の影響で演劇の道に進もうとしていたけれど、父が亡くなったために執事として後を継いでいます。こういう、自分の夢と自分の宿命の板挟みみたいなエピソード大好き。しかも彼の場合はきっと、家柄だから仕方なくというより、ブルース(バットマン)を支えたいという愛情の成せる業ですね。素敵すぎて吐きそう。
あとは、派生作品によってはSAS(英国特殊空挺部隊)に所属していた過去があったりします。
SASと言えば、「MASTERキートン」の平賀・キートン・太一も所属していましたね!えっ?キートン山田じゃないですよ!MASTERキートン、知らない??YAWARAや20世紀少年で有名な浦沢直樹のマンガですよ!(脚本は共著)
※オックスフォード大学出身の考古学者、元SASのマスター、今は保険会社の調査員(探偵みたいなの)。色んな事件に巻き込まれ、それを持ち前の知識と機転と身体能力で解決していきます。
2人目:ユーリー・スコット
そのキートンさんが憧れていた考古学者がユーリー・スコット教授。
自分の娘に「百合子」と名付けるほどに慕っていました。
スコット先生のエピソードは、コナン風なストーリー展開(基本1~3話完結)とは違い、合間合間に物語全体の主軸として語られていきます。
※ユーリー先生の若かりし頃。爆撃を受けても、学ぶことをやめない。こういうときに踏ん張れるかどうかが、何かをやり遂げられるかどうかの分かれ道ですよね。
※こんなこと言われたら、「何かしたいけどできない」なんてことない、「私にだって、今からだって、できる!」って思っちゃうよね。
小学生のときこのマンガを読んで、考古学者になりたいと思ったのは、この私です。(しかし、歴史は好きだけど全然覚えられないので、一瞬で諦めました笑)
※マンガしか読んでないんだけど、アニメもあります…しかも何クールか放送してた=人気があった?
世界情勢と歴史を知ったかぶりできて、さらには自分の道を進む力をくれる素敵なマンガです。
3人目:ベン・ウィテカー
さてさて、次のおじいちゃんは、映画「マイ・インターン」のベン・ウィテカー(ロバート・デ・ニーロ)です。
※年下すぎる上司のジュールズにFacebookの登録を手伝ってもらうベン。ここではMacを使っていますが、この会社にはDELLなどのメーカーのPCもありました。(わたしがDELL PCユーザなので、こんなおしゃれな映画にDELLのPCもあったぞ!と、どうしても言いたくなりました、すいません)
ベンは、おしゃれで、誠意に満ちていて、人を立てることができて、素直で、かゆいところに手が届く!仕事っぷりで、しかもそれを仕事としてというより、心配りとしてやってのけるスマートさが魅力です。車の運転も上手い。
過去にはきっと、ビシバシ仕事していた時期もあり、今でも十分な能力を持っているにも関わらず、最初のころは「シニア採用だから」と碌に仕事ももらえない状況…それに腐らず、自ら仕事を見つけようとする熱意と、すべての人に尊敬の念をもって接する物腰の柔らかさが素晴らしいです。
彼の姿に、新人さんは、共感する、見習いたくなることも多いかと思います。そして仕事の玄人さんたちにも、「何のために誰のために仕事をしているのか」「どうすれば自分は役に立てるのか」一度原点に立ち返って考えさせてくれるのではないでしょうか。
そしてこの映画の良いところは、【嫌なやつが出てこない!】こと。普段、サスペンススリラーやホラー、ノンフィクションものばかり見ているわたしには、とてもやさしい世界でした。癒されて元気と勇気とやる気をもらえる、めっちゃお得な映画です。
てゆうか、「ゴッドファーザー」の彼が、こんな可愛いおじいちゃんも演じ切るなんて、、、ロバート・デ・ニーロという俳優さんの奥行がすごい。
4人目:ヴァージル・オールドマン
さて、最後はあまり知られていないかも知れませんが、映画「鑑定士と顔のない依頼人」のヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)
※「the BEST OFFER」が「鑑定士と顔のない依頼人」って!邦題のセンスがすごい。嫌いじゃない。
このヴァージルさん。すごく変わってるんです。神経質で、意固地で、でもなんだか、恋を知らない少年のような部分があって、、、
クラシック風の音楽とか、彩度低めの画面と相まって、ハッピーエンドを想像できない。この人に幸せは訪れない気がする、、、でも訪れてくれたらいいのになぁ。。という気持ちの2時間を味わえます。
実際、ラストのシーンとその後ヴァージルさんがどう生きていくのか、ちょっとどう捉えて良いのか分からない。
映画の中で「どんな嘘の中にも、真実は隠れてる」的な台詞が出てくるんですが、一体どれを真実と思えばいいのか?いや、もう、分からないなら、自分が真実を思いたいものを選べばいいのでは…と哲学的な気分になること請け合いです。
この映画から学べるのは、「孤独になってしまう人は、それまでにそうなるべくして行動してきている」ということですかね。反面教師感が強いかも。でもね、、、ヴァージルさんちょっと残念な感じを含めて可愛いんだよ。。。強く生きて欲しい!w
と、まぁ今日もここまでお付き合いくださってありがとうございます!
お互い、今日もまた一歩前に進み、その道の先で素敵なおじいちゃん&おばあちゃんになれますように~!
では、また~!