【PS1】1990年代…FF7の影に隠れた大作「ゼノギアス」を知っているかい?【RPG】
ども、アリーです!
うちのPS3が壊れました。PS1のソフトもプレイできるので、たまに「パラッパラッパー」とかやってたんですが、ディスクを入れると異常を知らせるランプが…
PS3は筐体内が60度以上の高温になるので、はんだ付けが高温から急激に冷却される際に割れてしまい、接触が悪くなることが原因。だとか。かなり細かいはんだ付けのため、素人が直すことは困難。だとか。修理に1万円以上はかかるとか。
ええええ、じゃあこのゲームたち、もう日の目見れないの…??(PS3に1万円はかけないザコゲーマー)
さぁそんな選りすぐりのお気に入りゲームの中でも、わたしが
このゲーマー人生で一番、ストーリー、キャラクター、音楽、システム、総合的にハマったRPG、
それが「ゼノギアス」です。
1998年2月11日に、スクウェアから発売されました!
スクウェアゲームでいうとFF7とFF8の間、アニメでいうとエヴァンゲリオンが放映されていた時代ですね!
ん?ゼノ?と思ったあなた。そう、最近でいう「ゼノブレイド」とか、ちょっと前で言う「ゼノサーガ」などは、ディレクターさんが一緒です。高橋哲也さんです。
高橋さんがスクウェアから独立して、PS系じゃなく任天堂系から発売されたりとかで「続編じゃない」ってことになってます。
でも世界観とか匂わせてるみたい。”みたい”?なにお前続編プレイしてないわけ?えぇ、まぁ、ちょっと聞いてくださいよ~~
さてさて、まずはキャラクター。
イケメンがいます。
特に左の金髪碧眼隻眼のバルトさんは、わたしの二次元キャラクター史上一番のイケメン。
まず、ご出自が素晴らしい。王子です。でも今はクーデター起こされて国を追われてるから、砂漠で潜水艦ならぬ潜砂艦に乗って、海賊(砂の海のね)をやって、国を取り返ための準備をしてるの。
しかも、過去には、いとこの女の子を鞭打ちの拷問から守るために、自分が代わりに鞭打たれたんですよ。いい男。でもそのせいで鞭恐怖症になっちゃって、それを克服するために、自分が鞭を操れるように訓練したんです。努力家です。(自分が苦手なものを自分に取り入れるなんて、どっかのバットマンみたいだよね!)
最初は、勘違いから主人公を襲ったり、コイツばかなの?と思わせてくるんですが、ふとした時の決断力だったり、思慮深さだったりのギャップにやられましたね。
そう、このゲームの凄いところは、メインのキャラクターの過去を、きちんとがっぽり掘り下げていることにあります。だからこそ、少しそれまでとギャップのある言動があったとしても、「そっか、こういう背景があって、ああ言ったんだな」とか、納得できちゃうのです。
最後はノベルゲームのようになりますが、それでも初回、そんなに寄り道せずに(…いやしたかもしれない、それでも)80時間超えのプレイ時間を提供してくれたわけですから、ボリュームも素晴らしい。こんだけストーリー深めてたらそうなるよね~!
あと、キャラクターデザインもとてもわたし好みなのですが、驚くことに、このイラストレーター「田中久仁彦」さんの元々の絵柄はこのゲームのキャラクターとは少し違います。
萌え系!!!??もしくは、スレイヤーズ系!!!????ってなりませんでした?
いやぁ、わたしもね、当時、なけなしのお小遣いで買った設定資料集読んでてびっくりしましたよ。
「田中久仁彦さんには、『ゲームの世界観に合うように』ってことで、絵柄を調整してもらいました」ってディレクターさんか誰かがインタビューで言ってて。
このイラストレーターさんは「僕の絵はこうなんで」とか意固地になってないんだ、、、作品が一番輝く形で表現する…そうか、これが…プロフェッショナル…!
と感銘を受けました。
で、ですね、わたしがゼノブレイドに触手が伸びないのは、キャラデザに惹かれていないからなのです。ちょっと子供っぽいというか…任天堂だからそうなるのは納得なんですが、、、
ゼノサーガはナムコから出ていて、キャラデザの絵柄は良いんですが、キャラクターにイケメンがいなくて触手が伸びません。FF13もそうですけど、どうしておっさんと少年がいて青年がいないのか。
とは言いつつ、面白いものはヴィジュアルの好みなんて凌駕するということも理解しています。だから、きっと、そのうちプレイするんだと思います笑
やっぱり大事なバトル。
RPGって、プレイの半分(やり込むなら割合はもっと増える)の時間は、バトルに費やしてるんじゃないかって思うんですよね。
なので、バトルに飽きちゃうと、やる気がどんどんなくなっていく。
それに関して、このゲームは、なんと、「人が素手で戦う」だけでなく、「ロボットに乗って戦う」ことになります。だから、ちょっと気分が変わって飽きない。
※主人公と主人公の愛機「ヴェルトール」
※ヒロインとヒロインの愛機「ヴィエルジェ」フランス語でおとめ座。ちなみにわたし、おとめ座です。
バトルのシステムも「ボタン入力による習得度」などがあり、目的を持って進められるように配慮されていて素晴らしいのです。まぁ、後半はほとんどロボットで戦ってばかりですけどね。。
もちろんわたしは、決して強くないのに使っていましたよ、王子を。わたしが好きになるキャラはいつもバトルではあんまり使えない。
例:
FF8のキスティス、アーヴァイン
FF9のサラマンダー、クイナ
FF10のアーロン、リュック
まぁ育てればどのキャラでもなんとかなりますから。弱いキャラほど、育つのが楽しいってもんです。
そして、忘れちゃいけない音楽。
ゼノギアスには、初めて聴くのに、なんか切なくなっちゃう。そんな曲がちらばっているんです。
逆に、なぜか「わたしこれからどんな苦難も乗り越えられる」って気にさせてくれるこんな曲も。
こんな曲たちが、ストーリーにすごくリンクしたところでかかってくるもんだから、魂ぎゅっと握って揺さぶられちゃって、ほんと、もう。
ゼノギアスの音楽担当は、光田康典さんって方なんですが、この方、「クロノ・トリガー」と「クロノ・クロス」も担当しています。
わたしの中のゲーム音楽の3大作曲家のひとりです。
(もう二人は、「FFシリーズ」の植松伸夫さんと、「ニーアシリーズ」の岡部啓一さん)
ずばり言っちゃうと「神曲製造機」。
もちろんサントラは買いましたし、楽譜も買いました。それくらい曲も好きなんです。
っておもってたら、4月に千葉の舞浜で、ゼノギアスの曲、オーケストラで、コンサートやるって見みつけちゃったんですよ。
Xenogears 20th Anniversary Concert -The Beginning and the End- | SQUARE ENIX
こんだけ曲が好きと言っておいてなんですが、やっぱりゲーム音楽は、ゲームのストーリーとともに聴くのが一番だと考えているわたしがいます。笑
京都、、、せめて大阪でやってくれないかなぁ。近そうでまだ遠い、舞浜。
なんだか、巷ではリマスターやリメイクの話も出ているというゼノギアス。
それだけ、長い月日が経っても愛されてるんですよね。
まぁ、確かに、美しい映像で、フルボイスで(実は声優さんが結構豪華)、よみがえってくれればゆうことないんですけどね~!
ちょっと前には、ドリームキャストの幻の大作「シェンムー」の続きを作るためのクラウドファンディングが成功していましたし、もし資金が問題になるんだったら、ゼノギアスもその手法でいけないかなぁ?笑
いやでも、当時の担当ディレクターだった高橋哲也さんが手掛けないと、それは別物になるとおもうし、今のスクウェアから出すとしても、高橋さんに外注してくれなきゃいやだ。。。
とかなんとか言ってたら、びっくりすることに3000文字軽く超えてるww
さてさて、また今日もこんなギークな話題をここまで読んでくれたあなたに幸あれ!
では、また~!!