じんせいの攻略本(になりうるかもしれない)

やり込み要素いっぱいの「じんせい」というゲーム。その楽しみ方を伝えるブログ。「きっとなにかのやくにたつから…」

【PC→SS→PS】頭が良くなる!?恋愛ゲーム「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」知らない人いるの?【ギャルゲー】

どもっ!アリーです。

 

 

ギャルゲーのイメージといえば、「個性のない男の子になって、可愛い女の子と仲良くなるゲーム」ですよね。1番有名どころでいうと、ときめきメモリアル、通称「ときメモ」ではないでしょうか。

 

そのときメモはとっても純情な物語。なんせ、3年間キスもせず、デートだけで進んでいきますからね。

 

「そんなんじゃ物足りない」というあなたにオススメのゲームがあるんですよ。

 

 

 

それがこの「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」!

(ちなみに「この世~少女」までがタイトルで、「YU-NO」はただのサブタイです。しかし、それを知ってても、みんな普通にこのゲームのことは「ユーノ」って呼びます。だって長いもんね)

 

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元々18禁のPCゲーム(いわゆるエロゲ)から始まっていて、それがいろんなところを多少濁した上で「18歳以上”推奨”」となりセガサターンに移植されたYU-NO

 

プレイステーション版もありますが、そちらはノータッチです。年齢制限がないので、表現が柔らかになりすぎていてYU-NO本来の面白みが欠けてしまっているのでは?と胡乱な目で見てしまっています。

 

 

そして、YU-NO誕生から20年以上の時を経た去年、キャラクターデザインやゲームの操作性などがリメイクされてSwitchでも出ました。しかも、17歳以上推奨の年齢制限付き!(Switchに年齢制限の制度あったんだ…という驚き)

 

そのリメイクされた内容で、アニメもありましたね。

 

 

 

こんなに長い間愛されるのには理由があるはずです。というわけで、その謎を紐解いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ただのギャルゲーとは一味違う作り込み

最初は、ちょっと時間移動できるパラレルワールド系かな~?くらいなのですが、進めるほどに話が深くなっていきます。

 

・エロ

・時間移動

・サスペンス

・ホラー

・謎解き

・パズル

・歴史

・SF

異世界ファンタジー

 

 

という、一見雑多な要素が詰め込まれているにも関わらず、破綻していない、むしろすべてあってこそのユーノ!と感じさせる手腕が素晴らしすぎます。

 

 

このゲームの生みの親・菅野ひろゆき(=旧名義:剣乃ゆきひろ)氏を崇拝せずにはいられません。

 

しかし、そんな菅野氏は、もうこの世にはいないんですよね…。飯野賢治(「Dの食卓」や「エネミー・ゼロ」を作ったゲームデザイナー)も若くしてこの世を去っていますし、やっぱり天才すぎると神に愛されすぎて早くに天に召されてしまうのかしら。ヨコオタロウさんや小島秀夫さんは長生きしてくれますように。。

 

 

 

 

中でも、複雑に分岐したストーリーをマップで表した「アダムス(ADMS=Auto Diverge Mapping System/オート分岐マッピングシステム)」と呼ばれるシステムは素晴らしかったです。

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DEROIT became Humanのチャプター終了後の選択肢マップはこれをパクッてんじゃないの??と思わずにはいられません。

 

 

同じくらいのタイミングで、ストーリーすべてアニメーションでプレイできるゲーム「ダブルキャスト」や「季節を抱きしめて」(「やるドラ」シリーズ)が出てきて、そちらもストーリー分岐がありました。

 

ぜんぜんアプローチは違うので無粋な話なんですが、同じ分岐系としてあえて比較するなら、ユーノの分岐の多さの方が半端じゃなく多いです。やるドラシリーズはそんなに分岐が用意されていない(すべてがアニメーションなので、当時の容量的に限界があった)んですよね。

 

 

順当に考えるのであれば、ユーノのストーリー分岐を100%達成する方が大変なはずです。

 

しかし、このADMSのおかげで分岐を可視化できることで断然100%を目指しやすかったんですよ!やるドラ系は、分岐の基準やタイミングが分かりにくく、全エンディングを制覇しにくかったんですよね~。

 

 

さらに、ユーノのストーリーは1人の女の子とお近づきになっただけでは全貌が分からない仕様になっているので、「どういうこと?」「他のストーリーでは何がわかるの?」と思って進めていると、結果100%になってしまう…!という魅惑のゲームなんです。

 

 

達成率を100%にすると、「音楽室」への扉が開き、声優さんのインタビューなどが聞けるようになっていたんですよね。

 

ただ、わたしは達成率100%にしたにも関わらず、なぜか音楽室までたどり着けず。。。結局YouTubeか何かでその音声を聞きました。昔のゲームはデータが多いとDISCが何枚にも分かれていて、進捗によって入れ替えるというシステムでしたが、入れていたDISCが違ったのかなぁと…。なぜだったのか、今となっては迷宮入りの謎です。

 

 

 

 

前半と後半のストーリー展開の幅がすごい!

前半は、主人公の行動によって分岐していくパラレルワールドを巡る、通称「現代編」です。

 

街にある「三角山」の秘密を知ったり、三角山を壊してレアメタル?を採掘しようとしている会社の闇を覗いたり。もちろん女の子と愛を育んだり!

 

亡き父の残した手紙に導かれるまま手に入れた不思議なデバイス「リアクター」と、そこにセットされている「宝玉」を使い、時空を駆け回ります。

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右下に見えてる足裏マッサージできそうなデザインのデバイスが「リアクター」です。ストーリーを進めていくと「宝玉」が手に入り、最終的にはこの10個の穴が埋まります。宝玉が全部はまっていると、おとなしいときの王蟲(ナウシカの)みたいな見た目になります。

 


普通のセーブでは、本当にそのときのプレイヤーの進行状況をセーブできるんですが、このゲームにはその他に「宝玉セーブ」というものがありまして。

 

簡単にいうと、主人公が色んな世界線の記憶を持ったまま、ある世界線のある時間にピンポイントに戻れるようになるセーブ、と言いますか…。

 

 

分岐前に普通のセーブをして、ストーリーを進めたあとロードするとします。その場合、プレイヤーは分岐した後のストーリーを覚えているけど、主人公は覚えてないってことになりますよね。

 

しかし、この宝玉セーブをした場合は、主人公もこの後どんなストーリーが進んだかを知っている状態になってるんですよね。

 

 

例えば、宝玉セーブした後、井戸に落ちてしまったとします。脱出できる手段がない…!となったとき、宝玉セーブしておいた過去に戻ると、主人公は井戸に落ちることが分かっているので、事前に井戸にロープを垂らしておくアクションが取れるようになる、とかそんな感じに使います。

 

 

女の子とのエンディングも、一度バッドエンドを見た上で過去に戻り、そうならないような対策をしてトゥルーエンドへ向かう…という流れが多くあります。

 

一度つらい想いをするからこそ、二人結ばれたときの感動もひとしお!という魅せ方は素晴らしい。

 

ただ本当にバッドエンドがバッドすぎて、胸が悪くなります。この、甘いだけじゃないところもまたユーノの魅力なんですよね。

 

 

 

ちなみに、リアクターの真ん中の青い部分なんですが、「これから行く場所や行動によってストーリーが分岐するよ」ってときには点滅して教えてくれます。言い換えるなら「いま宝玉セーブしといた方がいいよ」って合図ですね。

 

しかし序盤は宝玉が少ないので、宝玉セーブの使いどころが難しい!節約するために「ここくらいなら、またオープニングから進めればいいか」と考えたり、ワイルドに使いすぎてエンディング直前の分岐で使えず、長いルートをもう一度プレイするという苦行を味わったり。

 

会話中の選択肢によって分岐する場合は宝玉の合図がない&会話中は宝玉サーブができないということで、悔しい思いをしたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。(もちろんわたしもその1人です)

 

 

宝玉を全て集めると、現代編はクリア!

 

 

 

そして、舞台もストーリーもガラッと雰囲気が変わる後半戦に進みます。こちら、通称「異世界編」。

 

 

舞台は、現代からファンタジー感のある異世界へ。

ストーリーは分岐なしで核心へ迫っていきます。

 

 

分岐なしでも続きが気になるので、まったく中だるみとかはありません。むしろ早く先が見たくてどんどん進めてしまいます。イメージとしては「ひぐらしのなく頃に」の解答編。

 

 

登場人物も刷新されるのですが、セリフや状況を読み解いていくと、現代編(前半パート)の登場人物に繋がるのでは…?と勘づけたりして楽しいです。

 

 

仲良くなった半獣っぽい美女(小さい頃は恐竜のような姿だった)をカニバリズムしたり、ユーノと自分の関係が分かったりと、衝撃にも事欠きません。

 

 

 

 

 

主人公のクセが強すぎる

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ギャルゲーというものは、恋愛やエロを疑似的に体験したくてプレイするものですよね。なので、プレイヤーは主人公になりきってプレイできるように作られているとおもうのですが…YU-NOは一味違います。

 

この物語の主人公はキャラが立ちすぎているので、「プレイヤー=主人公」という気持ちには到底なれません。

 

 

【主人公のプロフィール】

名前:有馬たくや(名前変更不可)

見た目:目が見えないほど長い前髪で完全に陰キャ

性格:自信満々系一匹狼&ちゃらいというかオープンにエロい

頭:授業サボったりしてても地頭が賢いので問題なし

 

 

ね、なんかハイスペックでしょ??

 

 

さらには、この主人公…セリフしゃべります。

 

多くのギャルゲーでは、女の子は音声付きでも、主人公は無声なんですよね。だって、自分を投影したいですもんね。

 

しかし、このたくやクンはがっつりしゃべります。しかも、その声は「幽遊白書」の飛影です。ギャップ萌えです。(?)

 

 

 

 

 

女性キャラたちもクセが強い!

 

ボディコン保健医「絵里子先生」

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多分、オープニング終わって最初に会うのが絵里子先生じゃないかな??しょっぱなからパンチラしてくれます。(上の画像参照)

 

声はセーラーマーキュリー水野亜美ちゃんと同じ、久川綾さんです。今回は全然清純じゃないどエロな先生です。

 

ボディコンに白衣を羽織るという驚くべきファッションコーディネートです。とても真似できません。(今の世代の人、ボディコンとか分からない人多いよね??ボディにコンシャス(意識)が集まる服…ピッタピタに張り付いたような服ですよ!)

 

主人公と同じように長い前髪が顔を隠していますが、「もう絶対美人でしょ」とゲーマーにはわかります。ちゃんと美人バージョンの先生といちゃいちゃできます。

 

絵里子先生、実はこの世界の人ではありません。恋人の仇をとるため、ドラえもんでいうタイムパトロール隊のように、この世界にやってきているんです。どうやらその世界は異世界編でたくやが行く世界ともまた別なようです。ちなみに、絵里子先生の本名は「エイィッリッククワットロゥ」?みたいな、この世界の住人には正確な発音ができない名前です。

 

 

 

義理の母親「亜由美さん」

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「たくやクン」と呼んでくれます。ほんとにね、、まさに、この「くん」がカタカナな感じで、優しく(ちょっとエロく)呼んでくれるんですよ。

 

名前固定じゃなかったら、「ねぇ」とかしか呼んでもらえなかったと思うと、心底名前固定で良かったと思えます。

 

後妻になってすぐ、旦那さんが失踪→死亡扱いになるという悲しみの展開の人生を歩む亜由美さん。

しかも務める会社はデモ活動にあっていて、生卵をぶつけられたり散々です。

 

 

さらには部下もイケスカナイ、キザな野郎です。画像で亜由美さんを襲っているけしからん野郎ですね。

現場仕事はベルサーチだかなんだかのスーツが汚れるからイヤだのなんだのグチグチいうしょっぱい男です。(しかしその部下の声がポケモンロケット団のコジロウだと思うとちょっとだけ可愛げを感じてしまうのがずるい)

 

 

とてもじゃないけど恵まれたとは言えない状況なのに笑顔で接してくれる亜由美さん。そこはかとなく漂う聖母感があります。幸せになって…!と応援したくなります。

 

しかし、ゲームのシステム上、一度バッドエンドを迎えたときに入手できるアイテムを持った状態で過去に戻り、トゥルーエンドへと向かわなければいけないという流れになります。

 

このバッドエンド、つらいです。でも、「絶対に幸せな亜由美さんを見てみせる!」という決意を抱かせてくれます。

 

(しかし個人的にはメガネ女子に萌えがないのでそこは惜しい)

 

 

 

美人秘書な元カノ?「美月さん」

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声帯がバタ子さんと同じとは思えない知的なセクシーさと、語尾やふとしたセリフに垣間見えるキュートさがたまりません。

 

たくやが通う学校の学園長で歴史研究家でもある「龍蔵寺」の秘書をしています。龍蔵寺とたくやの父・広大は旧友のようですが、なぜかたくやは龍蔵寺を毛嫌いしているようです。(理由あったんだろうけど忘れた…Wikiみるかプレイ動画見るかSwitchでクリアするかしましょう、そうしましょう)

 

 

 

そして一番つらいのは、美月さんにはハッピーエンドがないってことです。

 

もっと違う設定で

もっと違う関係で

出逢える世界線

選べたら良かった

by Official髭男dism / Pretender

 

って本当に思います。

 

 

 

 純情ツンデレお嬢様「澪」

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結構攻めてるエロゲなのでしょうがないのですが、ガチの純情キャラは1人しかいません。それがわたしの最推し「島津澪」ちゃんです。

 

元祖・ツンデレキャラの呼び声高い彼女。もちろんあの惣流アスカラングレーよりも前にこの世に登場しています。

 

父・広大亡きあと荒れていたたくやが、学校内で美月さんとおせっせいたしているところを澪ちゃんに見られてしまい、気まずくなってしまっていた二人。

 

それゆえ冷たく当たられるんですが、それでも隠し切れない彼女の全身から溢れ出る好き好き光線によって、全プレイヤーが「俺愛されてる~」と自惚れたことでしょう。

 

 

彼女のお父様はこの街の市長。 澪ちゃんは頭が良いので、自分の父親がどうやら良からぬことに手を染めているらしいと勘づいています。そして、それが原因となってこの街を去らなければいけなくなるだろうことも…

  

可愛い顔して歴史オタクのお嬢様。たくやのお父さんたちの研究のこともしっかり調べています。この街を去るタイムリミットが迫る中、ここに眠る秘密を解き明かすために(&たくやとの距離を縮めるために)行動を起こします。

 

関係を修復していく中で、美月さんにヤキモチやく澪…可愛すぎか????とみんな沼ることでしょう。

 

  

 

謎多き転校生「神奈ちゃん」

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序盤も序盤で、気を失った神奈ちゃんを介抱することになり、むっちりした太ももを見せてもらえます。(画像参照)

 

いつも思うんですが、こういうゲームのスリーサイズとか身長体重と、実際のスチル絵の肉感って全然リンクしませんよね。。。神奈ちゃんめちゃくちゃ細身なのに、太ももだけやけにむっちりなんでずっと気になってました。

 

神奈ちゃん、お母さんを亡くしてから生活に困って体を売っているという衝撃設定です。しかも、神奈ちゃんルートと澪ルートでよく会う(神奈ちゃんの素性や澪のお父さんの汚職を調査している)興信所のおじさん(声は昔のちびまる子ちゃんの友蔵です)も、神奈ちゃんのお客さんになったことがあると…わぁ〜自分以外に関係持った男と出会うギャルゲーなんてそうそうないですよ??

 

しかもこの神奈ちゃん、たくやとは切っても切れない縁で繋がっています。なので、異世界編を終えていろんなことを知ったあと、トゥルーエンドを迎えた幸せそうな彼女を見たときの感動はひとしおです。

 

 

 

THE・悪女「香織さん」

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色々調べてるうちに出逢って夜を過ごしちゃう新聞記者のお姉さんです。ほんと、色恋要素なし。ハッピーエンドの用意もありません。

 

個人的には結構好みです。

 

 

 

 

 

 

結構なホラー要素

龍蔵寺という名家のおじさま(父の旧友)が出てくるんですが、何か怪しい…

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ということで屋敷に忍び込むのですが、そのとき蔵の中で目にする光景が衝撃的です。

 

 

梅さんという使用人のおばあちゃんの首吊り死体を発見してしまいます。

 

その画像がこちら↓ ※なかなか閲覧注意※

 

 

 

 

 

 

 

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夜中に1人コソコソとプレイしていてこの映像を目にしたときの恐ろしさたるや。

 

 

 

 

そして、三角山の内部に入っていくと、長い長い洞窟になっていて、ダンジョン的な仕掛けがあるんですが、これまた怖い。

 

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バイオハザードとかで地下に潜るときって「絶対嫌なことが起こる!」って分かってるじゃないですか??

 

 

あれに似ている、というか、どういう種類の「嫌なこと」が起こるかわからない分、こっちの方が恐怖を煽られる気もします。

 

 

実際はピクロスを解くことになったり、けっこうがっつりな謎解きを楽しめたりするのですが。あと、澪ルートではスウィートな時間も過ごせます。

 

 

 

 

時間は可逆、歴史は不可逆

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これは、主人公の父・有馬広大の名言です。

 

 

たくやは宝玉を使って、パラレルワールドの過去と未来を行ったり来たりできます。つまり、時間は遡ることが可能(可逆)。

でも、過去に戻っても、「未来から過去にやってきた」という認識を持ったまま戻るので、本当の意味での「その時点の自分」には戻れない(不可逆)。

 

 

今のところ、現実世界において、過去に戻る術はない(あったら知りたい)ですが、「あることを1度知ってしまったら、知らなかった頃の自分には戻れない」というのは現実世界でもその通りですよね。

 

マイケル・サンデル教授の白熱教室で「哲学を学んでしまったら、もう二度とそれを知らなかったときと同じようには考えられなくなる。それでも学ぶ覚悟はありますか?」という質問をしていたときにも、そういわれてしまうと逆に学びたくなるやん、ずるい言い方やなーと思ってました。

 

 

ただこれって、「どんなに遠回りをしても、全部が糧になる」って解釈もできるので、なんだかすごく素敵な言葉だなーと思ってずっと脳裏に残ってるんですよね〜。

 

 

 

歴史解釈が面白い

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可愛いお顔やおっぱいじゃなくて、歴史の調査資料に目を向ける場面です。

出てくる「400年に1度、歴史の大きな転換点がやってくる説」が結構面白いんですよね。

 

794年 平安京

1192年 鎌倉幕府

1603年 江戸幕府

 

とかそんな感じ。

 

オリジナルが出たのは1997年とかそれぐらいなので、「もしかしてそろそろ何かあるのでは?」という予測と共に楽しめる仕様になってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳トレゲームなのかもしれない

わたしとYU-NOの出会いは、中1の3学期。友達が「難しくてクリアできない」と貸してくれたのが始まりです。(18歳以上”推奨”なので13歳がプレイしても問題なし)(多分)

 

しかし、この貸してくれた時期がよろしくない。学年末の試験期間前だったんですよね。

 

さすがに勉強しなきゃいけないな~と思いながら、ストーリーが気になりすぎて、来る日も来る日もプレイしていたら…

 

1-2週間でプレイ時間100時間超えましたよね。学校から帰って来てから日付変わるまでプレイ、仮眠して勉強。みたいな日々を過ごした気がします。

 

 

でね、問題のテストの結果なんですけど。学年で2位取れたんですよ。

 

 

いえまぁ、田舎なので80人くらいしかいないし、5教科平均も80-90点くらいしか取れてなかったんですが。みんなが苦手な範囲だったようで、いつもは「10番以内には入りたいっすね~」くらいの感じだったわたしが、2位。

 

 

わたしの記憶では(ゲームプレイ時間の記録的にも)YU-NOしかしてなかったのに…なぜ??

 

 

 

色々考えてみて、思い至った要因は3つあります。

 

・好きなことに思いっきり没頭したことでストレスが発散された

・時間が少ない状況に自分を追い込んだことにより集中力が高まった

・ゲームの謎解きをしたことで脳自体が活性化された

 

というわけで、短時間でも効率の良い勉強ができたという説。

 

 

 

というわけで、わたくし、「ゲームに熱中したら勉強の効果も上がる説」を提唱していきたい所存です。

 

 

もし子供がゲームばっかりしていたら「ゲームしっかりやりなさい!」って言ってあげてください。笑

 

 

 ではでは、また~!