【IT環境】相棒=PCな仲間たちよ!パソコンするときの机と椅子を今すぐ見直してくれ!!それだけですごく楽になる&もっと集中できるんだ!!【姿勢】
ども、アリーです!
十数年前、高専時代の卒業研究でお世話になった先生が「パソコンには女性の名前をつけるもんだ」というポリシーを持っていたので、それに倣って自分のパソコンに「シェリー」と名付けました。(当時尾崎豊にハマっていました)
それ以来なのか、それより前からなのか…気づけばPCやスマホなどの電子機器を「この子」と呼び、話しかけるようになっていました。
まぁ電子機器に話しかけるかどうかは別として笑、 日々パソコンを相棒として触っているあなたに、今日の話はぜひ読んでほしい!
よりより楽しく、快適に、相棒たちと過ごすために役立つ話です!
姿勢が良くないと出てくる恐ろしい現象たち
一時期、間に合わせにローテーブル×地べた(クッション)の組み合わせでパソコン作業をしていた時期がありました。
座っていてもなんだか収まりが悪くて、何度も座りなおしたり、クッションの厚みを変えてみたり。いろいろ試していたんですが、どうも調子がよろしくない。集中できない。
「慣れてないからかも知れない」と1か月ほど続けましたが、どんどんとおそろしい現象が!
現象1:おしりが痛い!
おしりには減らしたいくらいの十分なお肉もあるし、クッションしてるのに、なぜ?
現象2:腰が痛い!
立ち上がるときに毎回ピキッとする、いや~な感覚。
腰(肋骨と骨盤の間、背骨の両サイド「脊柱起立筋」かな?)を押すと、今まで感じたことのない痛みと気持ちよさ。凝ってる、のか…!?
現象3:肩が痛い!
20歳後半まで「肩こりなったことない」「マッサージ気持ち良くない」とおもっていたわたくし。パーソナルトレーニングを受けるようになってから、初めて「小学生くらいから肩こりの状態が普通すぎて、自分が肩こりだと気づいてなかっただけ」という事実を知りました。
しかし、そのわたしが「悪化した!」とわかる、コリと、張り。首が短くなった&顔がでかくなった気がする~!!(´;ω;`)
パーソナルトレーナーに相談して、三角クッションを買ったりした(結果、腰の痛みはかなり楽になった)のですが…
「そもそも背もたれなしで地べたに座るのがつらい」というわけで、机と椅子を購入することにしました。
(今これを読んでいるあなたが、もし「座りパソコンの最高のポジショニング」を発見済なら、どうかわたしにご教授ください…)
自分に合った机と椅子を用意しましょう!
実際に机や椅子を購入する際に、最初にチェックしておくべきなのが
自分に合った机&椅子の高さですね。
こちらのページで計算できます。(めっちゃ分かりやすい!ありがとうございます)
理想的な「椅子と机の高さ」を身長から求める計算機!人間工学に基づいた計算式 – Yugoの不思議な音楽の国
「今使ってるパソコン用の机(椅子)(もしくは両方とも)、理想の高さじゃない/(^o^)\」という方も
「僕には楽になる資格、集中力を上げる権利もないようだ…」と諦める必要は、まったくもってありませんのでご安心を!
理想の机&椅子がそろっているときよりも、少しだけ必要な微調整が多くなるかも知れませんが、問題ありません。
むしろ、理想の机と椅子を用意しても、微調整は必要です。
そう、その微調整をすれば、だれでも!簡単に!ゲーミングチェア並み(多分)の「良い姿勢」でパソコンに向かうことができるんですよ…!!
まずは、自分の「最高の姿勢」をチェック!
机と椅子の調整の前に、正しい姿勢で座ったときの楽さと、それを維持する大変さを体感してみましょう。
実際にパソコン用の机&椅子に座って
①骨盤を立てて座って下さい
(おしりの左右にある”座骨”で座るイメージ)
②背骨の上に頭を乗せて下さい
(頭を前後に揺らして、さっきの”座骨”に重みが乗るところを探します)
③首の後ろを伸ばして下さい
(頭を上に引っ張って、肩を気持ち下げて、少しだけ胸を張ります)
これが本来、「体が一番楽だと感じる姿勢」です。
このときに「首や胸や脇が詰まったように感じる」という人は
・手首~肘を、逆の手でねじる(ぞうきん絞りのように)
・足首~ふくらはぎを両手でねじる(ぞうきん絞りのように)
・乳首を掴んでほぐす(優しくね!)
・肋骨の骨と骨の間(体の中心側から脇の下側まで)に指を入れてゴリゴリする(マグロの中落を取るように)
これをすると、だいぶほぐれますよ。(パソコン仕事中もオススメ!!)
で、ですね。この姿勢、身体への良さからでいうと素晴らしいんですが、意外とインナーマッスルとか使うので、最初すぐに疲れちゃうんですよね。笑
それを「微調整」で楽に維持しようという魂胆です!
微調整して、楽に”良い姿勢”を維持しましょう!
というわけで、この「正しいパソコン姿勢」を楽に維持できるように微調整していきます。
気を付けることは4つだけ!
①画面への目線 (肩こり防止)
骨盤を立てて座ったとき、頭が背骨の上にある状態で顔を動かさずに見れる場所にあること。(顔の正面少し下がベスト)(まっすぐ見たときに、画面の上のベゼルに目線があるくらい)
<CHECK!> 背もたれ
姿勢を整えたときに背もたれとの間に隙間がある場合は、
・椅子を前に出す
・背中と背もたれの間に畳んだバスタオルなどを入れる
などして、【もたれかかっても最高の姿勢が保たれる】ように調整してください。
ここに空間があると、だらける姿勢になったり、前かがみになって疲れやすくなります。
<CHECK!> 画面
画面の位置が下すぎる場合は、画面を台の上に置いて下さい。覗き込もうとしすぎて、首を痛めます。
とくにノートパソコンの場合、かなり首を痛めやすいです。
移動中のカフェや出張先で作業する場合はしょうがないですが、メインの仕事環境では、ノートパソコンは台の上に置き目線を調整し、無線LANやBluetoothでつながるキーボード&マウスを使用するように整備することを心の底から推奨します。
画面が上すぎる場合も首を痛めると思いますが、そんな見上げるような環境そうそうない…ですよね?
②肘の角度 (肩こり防止)
手首を机に固定した状態で、肘の角度が90度以上になる位置にキーボードがあること。
=要は、手首が肘より下にあればOKです!
手首が宙に浮いていると肩に力が入ってしまうし、肘が90度より狭い(肘より手首が上にある)と血流が悪くなって疲れやすくなります。
<CHECK!> 椅子の座面
机に手首を置いたときに肘が90度以上にならないときは、机を下げる or 椅子の座面を上げるしかないです。
調整できない机や椅子の場合、椅子に固め&厚めのクッションを仕込んだ上に柔らかいクッションを敷くなどで対策できます。
<CHECK!> キーボード
キーボードの位置を、肘がちょうど90度くらいになるところにポジショニングしましょう。
机の前後に移動させて、最適な位置を探してください。
もし机の奥行が足りずに手首を支えられない、角度が90度以下になってしまうという場合は、机を新調するか、DIYで奥行を増やすか、、、工夫が必要ですね。
足裏全体が床につく (集中力低下防止)
これ、わたしも盲点でした 。足裏がついてないと人間って落ち着かないもんなんですね。
「肘の角度のために椅子の座面を上げたら足がつかなくなった」ということもあり得るかと思います。
足先だけが床に触れてる状態は、思いのほか筋肉に負担です。パソコン仕事と並行して筋トレをしていると思えばいい!という猛者もいるかも知れませんが、同じ方向にだけ伸ばし続けるのは疲労につながります。
無用な足の張りと凝りからさよならしましょう。
<CHECK!> 踏み台
足先しか床につかない場合は、足元に踏み台を置きましょう!5~10cmくらいで、選べばいいかと思います。
太ももの裏(膝側)に隙間がある (血行不良防止)
足裏全体ついてる、おっけー!と思ったあなたにもう1点確認してほしいのがこちら。足裏全体を床(踏み台)に置いたとき、「椅子と太ももの間に隙間はありますか?」
これ、隙間がないと相当血流悪くなるので要注意です!めっちゃ浮腫んだり、なんとなく座るのがつらくなったりの原因がここに。
<CHECK!> 踏み台
この対策も踏み台でOK!踏み台が高すぎると膝が机にあたってまっすぐに座れない(常にガニ股になってしまう)可能性もあるので、高さには注意です!
相棒との時間を至福の時間に
姿勢を見直せば楽になる、楽だともっとPC作業がしたくなりますよね。
人間は、すればするほど、知れば知るほど好きになる生き物らしいですから、どんどん好きになって、好きだから勝手に集中力も上がって…と良いこと尽くしです。
ぜひお試しくださいね!
あなたと相棒の仲が、より深まりますように~!
ではではまた~!!^^
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